先週1週間の動きをEURJPY、EURUSD、USDJPYの通貨の力関係と
スパンモデルを使って復習してみます。

先週はどの通貨ペアも狭い値動きでしたね。

週を通しての値動きは、EURJPYは150PIPSほど、EURUSDは80PIPSほど、
USDJPYは120PIPSほどでしょうか。

FXは動いてくれないとこちらからは何もできない世界なので、
先週のような値動きが狭い状態の時は、やる事がなくて困ってしまいます。

週を通してのエントリー回数もデイトレ専業にもかからわず、
10回未満となっており、今年に入ってからは最少の取引回数で終わりました。

最近のFX市場は、ボラティリティが低くなっている印象を受けますね。

アベノミクスが落ち着いて以降でしょうか、
市場を大きく揺り動かすインパクトのある材料が乏しいからなのか、
値幅が縮小傾向にあるように思います。

数年前なら、1日で100PIPS以上動く日なんてざらにあったのに、
最近では逆に珍しくなっていますね。

また、年に一度や二度はセーリングクライマックスのような
誰もが予想できないほどの急落も以前は起きていたはずですが、
最近ではそのような現象も見られません。

早く以前のようなボラティリティのある展開に戻ってほしいものです。

下記は、先週1週間分の1時間足チャートです。
上からEURJPY,EURUSD,USDJPYです。

週中に円売りが発生したのみで、それ以外は特段大きな動きは見られませんね。
FXchart14042001
ロンドン時間以降、デイトレとして見た場合のエントリー箇所は、
15日のEURJPY、ユーロ売りの流れに乗ってのショート、
16日のEURJPY、円売りの流れに乗ってのロング、
14日のEURUD、ドル買いの流れに乗ってのショート、
15日のEURUD、ユーロ売りの流れに乗ってのショート、
16日のEURUD、ユーロ買いの流れに乗ってのロング、

こんなところでしょうか。

しかし、どれもその後のトレンドの継続性が乏しく、
機敏に手仕舞いしないと小幅損切の繰り返しとなってしまったでしょう。

私は利大を追求したいタイプですので、このような週は利益が上げづらいです。

週末を迎えての直近の動きとしては、
円売り>ドル買い>ユーロ不明
という力関係になっていると思われます。

週末にはグッドフライデーの影響で全く値動きのない状態となっており、
イースター休暇が明けるのが火曜日となるので、
本格的な動きはそれ以降となりそうです。

もうしばらくボラティリティの低い状態が続くのでしょうか。

こういう時は自分の都合ではなく、相場の都合に合わせて
無理なくついていくようにしたいですね。