先週1週間の動きをEURJPY、EURUSD、USDJPYの通貨の力関係と
スパンモデルを使って復習してみます。

先週は、日本ではお盆休み週間、
海外でも夏休みを取っているトレーダーが多かったようで、
今まで以上に低ボラティリティの相場でしたね。

GBP関連はそれなりに動いているようでしたが、
下記に載せた私の主要監視通貨ペアであるEURUSD,USDJPY,EURJPYに関しては
ほぼ横ばい状態となっており、多少円売り傾向も見られましたが、
週末のウクライナ情勢の緊迫化で一気に円買い反応となって、
緩やかな上昇トレンドも引き戻されています。

それぞれの通貨ペアの動きを確認してみると、

EURJPYは、週後半には円売りで青色ゾーン上での推移が多かったですが、
週末にはウクライナ情勢によるリスク回避の円買いで一気に雲割れに至っています。

EURUSDは、1週間を通して100PIPSにも満たないようなボックス相場で、
途中にはチョッピーな上昇も見られますが、
継続的なトレンドにはなっていないです。

USDJPYは、1週間を通して、青色ゾーンが表示し続けており、、
堅調な相場つきだったといえますが、
値幅が小さいのでタイミングはとりづらかったでしょう。

下記は、先週1週間分の1時間足チャートです。
上からEURJPY,EURUSD,USDJPYです。

チャート内に、青色枠赤色枠がありますが、
青色枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています。
FXchart14081701
ロンドン時間以降、デイトレとして見た場合のエントリー箇所は、
13日のEURJPY、ユーロ買いの流れに乗ってのロング、
14日のEURJPY、ユーロ買いの流れに乗ってのロング、
15日のEURJPY、ユーロ買いの流れに乗ってのロング、
12日のEURUSD、ユーロ売りの流れに乗ってのショート、

これくらい感じでしょうか。

EURUSDに関しては、4時間足、日足で見ると、安値圏での持合となっていますので、
上記の1時間足で見られるチョッピーな上昇には心理的には乗れないですね。

週末を迎えての直近の動きとしては、
円買い>ドル売り>ユーロ不明
という力関係になっていると思われます。

金曜日のNY時間には、ウクライナ情勢の緊迫化で
一気にリスク回避の円買いに傾斜していましたが、
週末のニュースを見ると、それほど深刻化していない様子なので、
週明けには、再び円安に戻るのかもしれませんね。