先週はお盆休みを取ったので、EAに関する記事は2週間ぶりとなります。

その間には、中国経済への不透明感や爆発事故、そして原油価格の下落、
米利上げ気運の後退などがあって、為替ではリスク回避的な動き、
株式では世界同時株安の動きが起きていて、今もその流れが進行中です。

通貨の方向性としては、ユーロ買い>ドル売り>円買いとなっているようで、
各通貨の相乗効果で、USDJPYは下降トレンドが明確に、
EURUSDは上昇トレンドが明確になっています。

EURJPYはユーロ買いと円買いの綱引き状態のようですが、
ユーロ買いの方が強いので上昇トレンドになっている感じですね。

USDJPYの下降トレンド、EURUSDの上昇トレンドは
4時間足レベルにまで波及していますので、
このような時には、トレンドフォロー系のEAは好調でしょうね。

私のEA群もトレンドフォロー系が多いので、
ここ2週間ほどは安定した状態をキープしています。

では今回も、テスト開始から約30週経過分の収支曲線を公開します。
portfolio15082301

トータルの成績ですが、前回+14.94%で、今回+20.07%なので、
この2週間で、+5.13%の増加となりました。

ギリシャ問題の収束とともに、
収支曲線のドローダウンも落ち着いてきたような感じです。

そして、今のリスク回避の動きと私のポートフォリオとは、
特に相性の悪さは感じられないですね。

USDJPYに関しては久しぶりに大きめな下降トレンドとなっていますが、
このくらい動いてくれるとEA的にもありがたいです。

以下は、先週1週間分のUSDJPYの1時間足チャートで、
私のEA群がどこでエントリーしてどこで決済したのかを示しています。
usdjpygraph15082302
(S)はSELLを表し、赤点線でショートのエントリーから決済までを表しています。

先週は全てショートのみのエントリーで、5勝0敗という成績でしたが、
やっぱり、このくらい綺麗なトレンドだと分かりやすいですね。

さて、最近のギリシャ問題以降のEA群の不調を解析した結果、
いろいろと改善点が見つかったので、
お盆休み中には不調EA群のプログラミング修正と
新しいEAの開発を行っていました。

やっぱりお盆休みのようなまとまった時間が取れるとEA開発もはかどります。

明日以降はバージョンアップしたEAでの運用となります。