以前説明した私のスキャルピング手法の続きです。
今回は、スキャルピング手法で用いる通貨ペアと前提条件を説明します。

 

使用するテクニカル指標は、1分足チャートで、
MA315のボリンジャーバンドの±1σ、スパンモデル、平均足の3つでしたね。

 

それらを使用する理由については、
私のスキャルピング手法公開」の記事に書いてありますので、
お時間があれば確認しておいてください。

 

まず、通貨ペアに関してですが、
通貨ペアはEURUSDEURJPYにしましょう。

 

スキャルピングは、スプレッドの狭さが重要なファクターを占めています。
お使いのFX会社によって多少は違っていると思いますが、
EURUSDとEURJPYに関しては、総じて狭くなっているはずです。
ですので、EURUSDとEURJPYを取引対象にしましょう。

 

スプレッドの狭さでいうと、USDJPYも候補になるはずですが、
現状では、USDJPYはスキャルピングには向いていないと思います。
それはなぜかというと、1日の値幅があまりにも小さ過ぎるからです。

 

一日監視していても値幅が10PIPS程度しかない日もあります。
スキャルピングをするにしても値幅が小さ過ぎますので、
やめておいたほうが良いでしょう。

 

では、次に前提条件ですが、
以下は、買いの場合で説明します。
売りの場合は、この条件を全く逆にして考えてください。

 

買いで説明すると、MA315が上向きなっている事が条件になります。
そして、できれば+1σ以上にレートがあれば理想的です。

 

前回の記事で説明したとおり、
私はトレンドに乗れなかったときの代替案として
スキャルピングをしています。

 

例えば、上昇トレンドに乗れなかった状態ならば、
ほとんどMA315は上向きになっており、+1σ上になっている事も多いので、
この条件に一致している場合が多いです。

 

1分足チャートでのMA315というのは、
15分足チャートでのMA21という事ですね。

 

つまり、15分足チャートで移動平均線が上昇しており、
レートがその線以上に存在しているという事が前提条件です。

 

1分足でスキャルピングするにおいても、大きい時間足の方向性、
つまり、マルチタイムフレーム分析が有効に機能します。

 

次に、具体的なエントリー条件についてですが、
この続きは、また次回以降に書きたいと思います。