USDJPYというと、メジャー通貨ペアの中ではレンジ的傾向が強く
ボラティリティが低いことで有名ですが、
珍しい事に、先週は最も動いた通貨ペアになりましたね。

トランプ氏が掲げている大型減税やインフラ整備などの
経済政策に対する期待感先行のドル買いと
トランプリスク後退の円売りとの相乗効果が原因ですが、
はたしていつまで続くんでしょうか。

トランポノミクスですか、、、ちょっと語呂が悪くないですか?

では、先週1週間分のUSDJPYの1時間足チャートを復習してみます。

(チャート内に、青色四角枠が記述していますが、
 これはマイルールにおけるロング指向の領域を表しています)、

(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
 「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
cpb16112001
先週は一度も雲が赤色ゾーンに変わることなく推移して、
ほぼ買い優勢のままとなっていました。

青色四角枠をロングしていれば特に問題はなかったですね。

4時間足や日足を見ると、一方的に上げ続けているので、
反落が気になるかもしれませんが、
1時間足レベルで反落の兆候がない限りは
ずっと買い目線で見続ける事には変わりはないです。

サブウィンドウの通貨の力関係を見ると、
週をとおしてUSD買い、JPY売りとなっているので、
USDJPYが最も値幅が出た通貨ペアだという事も納得できます。

それにひきかえ、GBPはあまり方向感が出なかったですね。

高ボラティリティーだからという先入観だけで
GBP関連の通貨ペアをトレード対象として選んでいたら、
先週はそれほど値幅を取れなかったでしょう。

やはり、グラフで今の強弱を明確に表示してくれると判断しやすいですね。

さて、終盤の金曜日には青色ゾーンの中に
レートが潜ったのを確認してパソコンを閉じたんですが、
土曜日に日付が変わってから再度上昇したようで、
結局、高値圏で終わっています。

111円台目前ですが、今週もトランプラリーが続くんでしょうか。
それとも、もうそろそろ要人が口先介入をしてくるんでしょうか。