日付、価格帯、時間軸、通貨ペア、全て表示していません。
MA21とボリンジャーバンドの±1σ~±3σだけです。

 

ボリンジャーバンドの絞込み、スクイーズ状態からの上離れの初動、
青色矢印の位置でロングエントリーしました。

 

その後ある程度は上げてくれましたが、
しばらくすると横ばいのような動きとなり、
明確なトレンドとはいえない状況になっています。

 

このチャートを見て、どこにストップを設定し、
どうなったら手仕舞いするのか、シナリオを立てられますか?
(下の画像を見ずに考えてね)

 

 

 

 

 

 


先の問題図は先週の13日火曜日付近のUSDCHFの1時間足チャートです。

 

上記は、問題図からローソク足10本進ませています。

 

先の問題図以降、ニュースが出たことにより、急落しました。
このニュースは突発的に出たものであり、
時間が決まっている指標発表とは異なり、事前に対応する事ができません。

 

このような場合は、やはりストップを設定しておく事が重要です。
ではどこにストップを設定しておけばよいのでしょうか?

 

まず、エントリー直後は、
スクイーズからの上抜けを理由にエントリーしましたので、
その条件が崩れた位置、つまり再び+1σ内に戻ったら、
このエントリーは不発だったという事で、手仕舞いするのが妥当でしょう。

 

ということで、黄色い水平ラインで示したような、
+1σ内に再び戻った位置であり、
上昇の起点となったローソク足の安値のちょっとした辺りに設定するのが
妥当ではないでしょうか。

 

そしてその後、ある程度上昇していきますが、
すぐに横ばいになってしまいます。
こういう状況はよく経験しますね。

 

デイトレでは、小幅プラスのままダラダラと推移しているのが、
精神的にもストレスがたまる状況といえるでしょう。

 

人によりどうなったら手仕舞うのか好みが分かれますが、
私の場合は、ある程度上昇したなら、
+1σを割ったら手仕舞いすると考えています。

 

上記の図の場合は微妙ですね。
下ヒゲは+1σを割っている事もありますが、
終値では何とか踏ん張っている状態です。

 

こうした場合は、
ストップ値をその下ヒゲのちょっと下あたりに設定し直す、
というのも有効な方法だと思います。

 

つまり、赤色水平ラインで示したように、
ストップ値を最初の黄色いラインから引き上げるんですね。

 

そして、そのまま放置です。

 

こうしておけば、その後のニュースによる急落でも、
赤色水平ラインでストップにかかり、
ほぼトントン状態で終了ということになります。

 

ストップを引き上げるタイミングは難しいですが、
例えば、デイトレならば、含み益が20PIPSになったら、とか、
明確な割れポイントがチャート上にできたら、とか
そうした段階で引き上げる事が有効ではないでしょうか。