先週は、米のFOMCを筆頭に、欧のECB、英のBOEと
主要国の政策金利の発表が相次ぎましたが、
概ね、想定通りの内容となっており、
市場は、”Sell the Fact“の反応を示しましたね。
FOMCでは、0.25%の利上げが決定されましたが、
もちろん織り込み済みなので、
発表後はドル売りの反応となっています。
また、米アラバマ州の補欠選挙で民主党のジョーンズ氏が勝利したことも
ドル下落の要因となっており、全般的にドルが弱い週となりました。
という事で、
先週1週間分のUSDJPYの1時間足チャートを復習してみます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
週前半は持合気味で推移していましたが、
週後半は明確な下降トレンドとなっています。
スパンモデル的には、青色四角枠でロングした場合、
利大を目指していたら損切りになっていた可能性がありますね。
しかし、赤色四角枠では赤色ゾーンが
レジスタンスラインとして機能しているので、
戻り売り主体で狙っていけば特に問題はなかったはずです。
また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
週前半は明確な通貨の強弱は見られませんでしたが、
週後半はJPY買い、USD売りが目立っています。
一瞬、EUR売りも見られますが、
これはECB理事会後の材料出尽くしの反応ですね。
さて、月曜からの相場ですが、
もうそろそろクリスマス休暇に向けて
市場参加者が少なくなってくる頃ですので、
ボラタイルな展開は期待できないかもしれません。
大きな指標発表やイベントも控えていませんので、
突発的なニュースが起きない限りは
明確なトレンドは起きない可能性が高そうです。
また、個人的な予定としては、今週でトレード納めにする予定です。
今年も終わりですか、、、早いですね~。