先週は重要イベントとしてFOMCと日銀の政策金利がありましたが、
どちらも発表後には大きく動く事になりましたね。
事前のニュースでは、これまでの内容を踏襲する事が予想されていて、
あまり動かないのでは、とも言われていましたが、実際にはどちらのイベントも、
その発表後には上下に大きく振動する動きとなりました。
トレンドフォロー系の私のEA群にとっては、
急騰急落という類の振動は苦手なのですが、先週はどうなったでしょうか。
では今回も、テスト開始から39週経過分の収支曲線を公開します。
トータルの成績ですが、前回+34.31%で、今回+34.84%なので、
この1週間で、+0.53%の増加となりました。
重要イベントに巻き込まれ、ストップにかかって損切りというEAもありましたが、
トータルとしては、ほぼ変わらずの結果となって安心しました。
以下は、先週1週間分のEURUSDの1時間足チャートで、
私のEA群がどこでエントリーし、どこで決済したのかを示しています。
(B)はBUYを表し、青点線でロングのエントリーから決済までを表しています。
(S)はSELLを表し、赤点線でショートのエントリーから決済までを表しています。
チャート中央に特大陰線がありますが、これがFOMC直後の動きですね。
ドル買い、ユーロ売りの相乗効果で急落していますが、
その前に持っていたロングのポジションが急落によってストップにかかっています。
しかし、その後の戻り相場で3回連続でロングポジションをとって
何とか損失を補っています。
急落後の戻りなので、どこかで戻り売りを仕掛けてもよさそうな展開でしたが、
運が良かったのか、EA群のショートの条件には一致しなかったようです。
このあたり、人間がファンダメンタルを考慮してしまうと、
FOMC後にEURUSDをロングするのは心理的に難しく思ってしまいますが、
EAだと何も考えずに実行してしまいますね。
今回はそれが功を奏した結果となりました。