先週はゴールデンウィーク真っ最中の相場となりましたが、
市場のニュースでは特に大きな話題は無かったですね。
週末には米雇用統計があり、市場予想を下回る内容に、
初動はドル売りで反応したものの、それも一時的となっています。
しかし、今回の結果を受けて、
利上げペースは遅くなるという認識が広がっており、
6月の利上げの可能性もなくなりつつあるようです。
では今回は、週初に上昇トレンドが明確となっていたEURUSDを復習してみます。
以下は、先週1週間分のEURUSDの1時間足チャートです。
チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています。
そして、サブウィンドウは、私が独自特典として提供している
「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです。
週初は青色ゾーンに乗った綺麗な上昇トレンドでしたが、
週の半ばに遅行スパンが陰転し、青色ゾーンも割ってからは、
途中、持合場面を挟んで、下降トレンドへ移行しています。
毎回こんな風に綺麗にトレンド転換してくれると、
環境認識もしやすいんですが。。。
サブウィンドウの通貨の力関係を見ると、
週初はユーロ買い、ドル売りとなっているので、
EURUSDの通貨選択は間違っていないでしょう。
週中からは、ドル買いへと転換し、ポンド売りが継続していたので、
GBPUSDのショートが狙い目だったでしょうか。
また、”ゴールデンウィークは円買い“というアノマリーがあったようですが、
このサブウィンドウのラインを見る限りにおいては、
それほど円買いが強まっていた形跡はありませんね。
週末の大引け時点では、
USD>JPY>EUR>GBP
という強弱ですが、USDの現在の強さは単なる買い戻しっぽいので、
それほど長続きしないかもしれません。