先週1週間の動きをEURJPY、EURUSD、USDJPYの通貨の力関係と
スパンモデルを使って復習してみます。

先週は重要イベントや重要経済指標がなかったので、それほど大きな動きはなく、
ドル買いという地合いのままに進行した感じでしょうか。

USDJPYの日足チャートは明確な上昇トレンド、
EURUSDの日足チャートは明確な下降トレンド、
となっていて、このトレンドが崩れない限りは、
ドル買いの流れに乗った方が利益が取れそうですね。

下記は、先週1週間分の1時間足チャートです。
上からEURJPY,EURUSD,USDJPYです。

チャート内に、青色枠赤色枠がありますが、
青色枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています。

各通貨ペアの動きを確認してみると、

EURJPYは、緩やかな下降トレンドですね。おそらく円買いによる下げでしょう。
4時間のトレンドに沿って、赤色ゾーン下をショートすれば
期待値が高いトレードができると分かりますね。

EURUSDは、週前半は横ばいでしたが、後半はドル買いによって安値更新の展開に。
日足を見ればショートできない状況なので、
遅行スパンの陰転中を狙うのが良いでしょう。

USDJPYは、全般横ばいでしたが後半には高値を更新していきました。
ドル買いと円買いによる綱引きでしたが、僅かにドル買いが強かったようです。
FXchart14092801
ロンドン時間以降、デイトレとして見た場合のエントリー箇所は、
23日のEURJPY、円買いの流れに乗ってのショート、
24日のEURJPY、ユーロ売りの流れに乗ってのショート、
25日のEURJPY、ユーロ売りの流れに乗ってのショート、
23日のEURUSD、ドル売りの流れに乗ってのロング、
24日のEURUSD、ユーロ売りの流れに乗ってのショート、
25日のEURUSD、ユーロ売りの流れに乗ってのショート、
26日のEURUSD、ドル買いの流れに乗ってのショート、

こんな感じでしょうか。

やはり日足にトレンドが出ていて、
ボラティリティがある状況はトレードしやすいですね。

1時間足のスパンモデルのルールに従っていても成績は良くなりますが、
それに加えて、4時間足、日足のトレンドも考慮すれば更に勝率は上がります。

週末を迎えての直近の動きとしては、
ドル買い>ユーロ売り>円買い
という力関係になっていると思われます。

先週のドル円はほぼ横ばいでしたが、日足チャートでは+1σ上で推移しており、
まだまだトレンドが継続している状況です。

また、ユーロドルの日足チャートは、-2σあたりまで下げているので、
明日からの一週間は、もしかしたら持合傾向になるかもしれませんが、
とりあえず、-1σを上回ってくるまでは、
戻った売り、戻ったら売り、という方針で臨んでいくつもりです。

しかし、ECBや米雇用統計が控えているので、
先週ほど分かりやすく動いてくれないかもしれないですね。