自分のトレードについては、その都度取引データを記録しておきましょう。
記録先は自分が分かりやすいと思うものなら何でもいいです。

 

手書きでノートに書いてもいいですが、
一番お勧めなのは、やはりエクセルに記録しておく事でしょう。

 

エクセルに記録しておけば、
後でいろいろデータを加工する時に手間が省けます。

 

例えば、今月何PIPS獲得できた、とか、何勝したとか、
エントリーの時間帯はいつが多いかとか、エントリーからクローズまで
平均どのくらい時間がかかっているのか、とか

 

エクセルにデータを記入しておけば、
後でそれらのデータをまとめて計算させる事ができます。

 

エクセルで計算というと、難しく思う方もいるかもしれませんが、
やってみるとそんなに難しくはありませんよ。

 

取っ掛かりは難しいかもしれませんが、
何かエクセルの計算に関する基本的な本を一冊読むくらいで十分事足ります。

 

データに関しては、20トレード以上こなしてから分析します。
とりあえず把握しておかなければならない項目は、
「勝率」「PF(プロフィットファクター)」「リスクリワードレシオ」の3つです。

 

それぞれの計算式を確認しておきますと、

 

「勝率」

(勝ちトレード数/総トレード数)×100

勝率は良いに越した事はないですが、あまりこだわる必要はありません。
損小利大を目指す場合、勝率5割以下でも全然構いません。
勝率はあくまでも目安程度と思いましょう。

 

「PF(プロフィットファクター)」

合計利益額÷合計損失額

これまでの取引で獲得した合計利益額を、失った合計損失額で割ったものです。
この値が1より大きければ利益が出ている状態です。
このPF値を上げることが最も重要です。

 

「リスクリワードレシオ」

勝ちトレードの平均利益額÷負けトレード平均利益額

これは一回の勝ちトレードの平均利益額を
一回の負けトレードの平均損失額で割ったものです。

 

これらの数字を、週ごとに、または月ごとに週計して、
数字の好転、悪化などを常に把握して、
自分のトレードの弱点がどこにあるのか
分析していく事が重要です。