私はどこにでもいる1個人投資家(投機家?)です。
毎日の日課としては、チャート画像をエクセルに貼り付けたり、
その日の取引をエクセルに書き込んだり、
データベースに保存したりしています。
また、過去の取引から現手法の改善点を探してみたり、
下値支持線、上値抵抗線を引いてみたり、
損切りポイントは正しかったか、利確ポイントは正しかったか、
ルールどおりの位置でクローズしたのか、
MT4(MetaTrader4)でチャートを過去に遡ったりして、
自分なりにいろいろやっています。
おそらく他の投資家さんよりは、
時間をかけて検証していると思いますが、
やっていること自体は、
特に変わった事をしているわけでもなく、地道な作業の繰り返しです。
こうした作業の繰り返しが、自分にとってプラスになる、
リアルに動いているチャートを見た時に、
自信をもってエントリーできるようになると思っているからです。
また、こうした個人投資家とは別に、
為替の取引を職業としている方たちもいます。
俗にいう為替ディーラーと呼ばれる人たちで、
金融機関のマーケット部門に属していて、
外国為替取引を行うディーラーのことで、
インターバンク市場でも対顧客市場でも
中心的な役割を果たしている方たちのことですね。
為替ディーラーにも幾つか種類があるのですが、
その中には、プロプライアトリーディーラーと
呼ばれる方たちがいます。
このプロプライアトリーディーラーとは、
実際に、自分で積極的にポジションをとって
収益を狙う為替ディーラーのことです。
いわゆる自分の判断で売買を繰り返す、
自己売買をしているディーラーですね。
こうした人たちがどのような手法を用いているかというと、
主に短期取引が中心といわれています。
超短期の売買、すなわちスキャルピング、鞘抜きと言われる手法だったり、
相場の流れとタイミングを重要視したデイトレで差益を狙う手法です。
その為替ディーラーには、私たちには得る事のできない、
さまざまなメリットがあります。
例えば、為替取引の中心にいる為、
実需の輸出オーダー、輸入オーダーなど需給状況を知る事ができます。
また、最新のニュース、情報がどこよりも早く入手でき、
ファンダメンタルについては、最も優位な立場に立つことができます。
そして、最新のシステムが整ったディーリングルームで
取引することができます。
私たちは、そうした為替のプロと呼ばれる方たちと
同じ土俵で渡り合っていかなければいけません。
相手は頭脳明晰なプロ中のプロの集団です。
最新の金融工学から古典的な手法まで、
ありとあらゆる手法をスーパーコンピューターを使って瞬時に解析し、
今一番儲かる手法を常に探しています。
それに比べて、私たちのやっている事といったらどうでしょう。
毎日チャートを見て、画像を保存したり、
チャートに下値支持線を引いてみたり、上値抵抗線を引いてみたり、
損切り位置を変えたらどうなるか、利確位置を変えたらどうなるか。
このオシレータをフィルターとして加えたら精度が高まるのでは?
直近のローソク足が陽線というのを条件にしたらどうなるか?
などなど。
スーパーコンピューターで解析したら0.1秒すらかからないような
超アナログな事をただただ毎日繰り返しているだけ。。。
本当にそんな超アナログな作業の繰り返しで、
利益が出るようになると思いますか???
はい、大丈夫です。
何も問題はありません。
為替ディーラーの持つメリットが無くても、
個人投資家でも、十分に利益を上げることができます。
それはなぜかというと、、、
続きは、またの機会に。。。