先週はUSDJPYが日足レベルのレンジ相場をブレイクし、
ドル買いによって2007年の高値に並ぶ位置まで上げてきました。
日足レベルのブレイクという事で、
それなりに大きなボラティリティとなりましたが、
USDJPYに適用しているEA群には特に影響はなかったようでした。
一応、日足のボラティリティもロジックに組み込んでいるので、
まだ過去のレンジ相場の影響が強いせいか、USDJPYの取引自体が少ないですね。
今後、USDJPYのボラティリティが継続的に大きくなってくれれば、
それなりにトレード頻度も多くなってくるでしょう。
では今回も、テスト開始から約18週経過分の収支曲線を公開します。
トータルの成績ですが、前回+62.19%で、今回+68.76%なので、
この1週間で、+6.57%の増加となりました。
今週も最高益を更新、大きな落ち込みもなく、
安定的な収支曲線となっています。
さて、ここに載せている収支曲線というのは
デモトレード環境におけるフォワードテストの成績なんですが、
過去の記事では、リアルレードでの運用のタイミングを計っている
という事を書いたと思います。
実は3週間前から、このオリジナルEA群「ポートフォリオ1」を
実際にリアルトレードで運用を開始していて、
現時点でそれなりに結果が出てきているので、
今回特別にそのリアルトレードでの収支曲線も公開したいと思います。
運用開始は5月11日からなので、現時点で3週間経過しましたが、
15営業日で+19.06%の増加となりました。
運用開始のタイミングを計っていただけに、
出だしとしてはなかなかの好スタートとなっています。
(いくらの資金で始めたのかは秘密です。大したことないです、少額です)
ちなみにリアルトレードではデモトレードとは違い、
ほったらかしで運用するのではなく、
これまでのフォワードテストの結果を元にして、
「ポートフォリオ1」を構成している9つのEA群を
稼働、ロングのみ、ショートのみ、停止、
というように、相場状況に合わせた4つのスタイルに分けて運用しています。
そうした運用の仕方が功を奏しているのか、
フォワードテストでの直近3週間の成績は、約+16%なんですが、
リアルトレードでの成績は上記のように、約+19%となっており、
リアルの方が少し成績が良くなっています。
一般的には、デモとリアルを同じように運用すると、
リアルの成績の方が落ちるのが常なんですが、
現時点ではリアルの方が少し上回っています。
この調子を維持していきたいですね。