先週はユーロ買いが目立った相場でしたね。
ギリシャ問題がくすぶっているものの、
一連の好調な経済指標とドラギ総裁会見によって
ユーロが連日急騰を続けました。
このようなボラティリティの大きい相場の時にはトレンドフォロー系のEAは
大きく利幅を稼ぐチャンスなんですが、先週のユーロ相場に限っては
自作EA群は、それほどうまく乗れなかったようです。
では今回も、テスト開始から約19週経過分の収支曲線を公開します。
トータルの成績ですが、前回+68.76%で、今回+64.96%なので、
この1週間で、-3.8%の減少となりました。
途中には最高益を更新する場面もあり、+79%台まで上げていたんですが、
その後3日連続で落ち込み、結果的には先週比でマイナスとなりました。
ユーロが急騰した後の高値圏での調整の動きに巻き込まれた感じでしょうか。
EURUSDとEURJPYで共に損切りが続きましたので、
そのあたり、通貨ペア毎の収支曲線も見てみます。
紫色グラフがEURUSD、アクア色グラフがEURJPY、赤色グラフがUSDJPYですが、
後半の3日間はEURUSD、EURJPY共に下げている事が分かります。
長く運用していると、このような事もよく起こりますので、
特に心配はしていませんが、ユーロのボラティリティの幅には注意したいですね。
これまでの経験から判断すると、収支曲線が落ち込む時というのは
ユーロの振幅と各EAのストップ幅、リミット幅の相性が悪い事が
原因である場合が多いので、その関連性だけは注視していきます。
そして、USDJPYに関しては低迷が続いていますが、
これは逆にボラティリティが小さい事が大きな原因ですね。
しかし、USDJPYは2002年台の水準まで上げてきており、
それなりに値動きが軽くなってきた感もあるので、
今後ボラティリティが大きくなれば、成績も回復するはずだと思っています。