先週は為替に影響を与えるような大きな材料が出ないままで終わるのかと思いきや…大引け間際の金曜日にビッグニュースが飛び込んできました。

まず場中ですが、米とイランによる核協議を巡る地政学的緊張が意識されましたが、現状は特に進展はないようですね。

協議決裂となれば米はイランを攻撃する可能性もあり、リスク回避の動きが起きても良さそうですが、現状はそうした動きは限定的。

一方日本では第二次高市内閣が発足し、責任ある積極財政を推進する方針を改めて表明、高市トレードが意識されて多少円安になる場面もありましたがこちらの動きも限定的。

そうこうしている中での金曜日の深夜。もうそろそろチャート監視を終了しようと思っていた矢先、いきなり日経先物が急騰し始めました。

ドル円もティック回数を増やしながら急落し始めたので「何事?」と思ってSNSをチェックしたところ、米連邦最高裁がトランプ大統領の相互関税の効力を認めない、との判決が下ったとのニュースが!

判決自体は予想されたことですが、このタイミングで来ましたか。

まぁ個人的にはこの時にはポジションは持っていなかったので、トレーディングに関しての影響は無し。週末間近ですし、様子見のままでしたが、早速トランプ大統領は代替案に切り替え、全世界を対象に新たに10%の関税を課すと表明。

今回の新たな関税の根拠は通商法122条というものらしいですが、当然私にはそれがどういうものなのか、法的に認められたものなのか分かりません。

ただ成り行きを見守るだけですが…さきほど早くもその関税を10%から15%へ引き上げるとのニュースが出てましたね。なんだかもう…やりたい放題ですが、それがトランプ大統領。これがあと3年続きます。

ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
cpb26022201
週初は横ばいで方向感がありませんでしたが、週半ばから上昇トレンドに転換しています。1週間を通した値幅は300PIPSほどで相変わらずの高ボラティリティーです。

トレーディングとしては比較的簡単な部類ですが、週前半の横ばい相場を避けられるかどうかが重要です。ここでロングしたりショートしたりを繰り返すと、いわゆる”往復ビンタ“状態になってしまいますので慌てないように。4時間足ボリンジャーバンドが上向きになってから仕掛けても遅くないです。

サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、やはり週を通してUSD>JPYの状態が長いので、USDJPYのロングは適切です。

その他、EURは±0.5内の期間が長いので、メインで見ることはできず。GBPは-0.5以下の期間が長いのでGBPUSDのショートもトレード候補となります。

さて、月曜からの相場ですが、日本時間25日にトランプ大統領による一般教書演説が行われる予定です。

おそらく自画自賛、自己称賛のオンパレードだと思いますが、何かしらの新しい材料が出るかもしれないので注意は必要です。

そしてなにより今回の新関税に対して世界がどう見ているかに注目です。先ほど15%にまで引き上げましたが、これがどの程度市場を混乱させるのか。月曜日はまずは様子を見てから判断しましょう。