先週の月曜日には中国経済の不透明感を発端とした世界同時株安が
クライマックスを迎えて、その後は徐々に落ち着いてきています。

このような通常とは違う相場環境、値動きの時というのは、
一般的にはEAにとってはあまり好ましくはない状況といえるんですが、
私のEA群はどのような挙動をしてくれたでしょうか。

では今回も、テスト開始から約31週経過分の収支曲線を公開します。
portfolio15083001

トータルの成績ですが、前回+20.07%で、今回+28.58%なので、
この1週間で、+8.51%の増加となりました。

異常な高ボラティリティ相場にうまく乗れたようで、
久しぶりの大幅アップとなってくれました。

値動きが大きい相場にもいろいろなタイプがありますが、
乱高下のような上下に振らされる展開ではなく、
先週のような一方的な動きが続くような展開ならば、
私の自作EA群とは相性が良いようです。

先週はリスク回避の動きとその巻き戻しの動きという1週間でしたが、
特にUSDJPYのボラティリティが高かったので、
USDJPYに適用したEAの動きを確認してみましょう。

以下は、世界同時株安の開始前からのUSDJPYの1時間足チャートで、
私のEA群がどこでエントリーしてどこで決済したのかを示しています。
usdjpy1h1508302
(B)はBUYを表し、青点線でロングのエントリーから決済までを表しています。
(S)はSELLを表し、赤点線でショートのエントリーから決済までを表しています。

まず、全体の値幅としては124円から116円付近まで8円ほどとなっていますが、
一方的に下げてからの緩やかな回復というチャート形状なので、
このような乱高下ではない高ボラティリティ相場なら、
私のトレンドフォロー系のEA群とは相性が良い事が分かりますね。

さすがに暴落の際中はエントリー条件に合わないのでトレードしていませんが、
その後は割と早めにロングエントリーして、トレンド転換を狙っています。

前回のEAの記事でもちょっと書きましたが、
先週からはバージョンアップしたEA群で運用しており、
まずは好調な滑り出しと言えるでしょう。