先週1週間の動きをEURJPY、EURUSD、USDJPYの通貨の力関係と
スパンモデルを使って復習してみます。
先週は大きなイベントもなく、材料難だったんでしょうか、
方向感に欠ける展開が続きましたね。
下記に提示している3通貨ペアともに、
1週間を通してまともなトレンドが発生せずに、
ほぼ横ばいのままでした。
しかも、値動きの幅が少なかったですね。
皆さんご存知かどうか分かりませんが、
週1回のまとめとして、週末に書いている、
この1時間足チャートの検証記事ですが、
基本的には、各通貨ペアとも、縦軸の目盛り幅は
30PIPSほどに固定して表示させています。
ですので、大きな動きのあった週には、その分、縦長に表示されて、
その動きの状態が一目で分かるようになっています。
そういった点で見てみると、先週の3通貨ペアの動きは、
ここ数ヶ月単位で見ると、最も値幅が少なかった週と言えるでしょう。
どれも1週間を通して、100PIPS程度しか動いていませんね。
これではデイトレとしても、なかなか値幅は狙えないでしょう。
このような時に、無理にトレードを行うと、
小幅損切りをたくさん計上してしまいます。
ある意味においては、先週は自分の手法のルール、
及び、自分のマインドの出来を計るには
都合の良い、試験的な相場展開だったとも言えるかもしれません。
こうした相場の時に、
いつもどおりにトレードを繰り返すルールは改良の余地がありますね。
こうした相場の時に、
いつもどおりにトレードを繰り返すマインドも改良の余地がありますね。
ロンドン時間以降、デイトレとして見た場合に分かりやすい場面は、
23日の円買いの流れに乗ってのEURJPYのショート、
24日のユーロ売りの流れに乗ってのEURUSDのショート、
27日のドル売りの流れに乗ってのEURUSDのロング、
これくらいしかないですね。
しかも、利大を目指すほどにうまくいかない場合も多かったでしょう。
こんな週もたまにはあります。
週末を迎えての直近の動きとしては、
円買い>ユーロ売り>ドル買い
という力関係になっていると思われます。
1週間を通してこれだけ動かなかったですから、
明日以降はそれなりに動いてくれる事を期待したいですね。
とりあえずは、米の財政協議がどのようになるのかに注目です。
また、週末に行くほどに米雇用統計が意識されていくでしょう。
基本はドル相場となりそうですが、リスク回避や選好的な流れになっていけば、
円相場に波及していく展開も考えられます。