先週は主要中央銀行の政策決定会合が集中する”中銀ウィーク”であり、相場の乱高下も懸念されましたが、結果的には落ち着いた展開で終わっています。
その前にまず、GMOの不正アクセス問題の続報ですが、ハッカーは予告通り、顧客のものと称する個人情報をウエブサイト上に公開。
それを受けて、GMO側は犯人特定につながる情報に対して懸賞金をかけることに。実際に多くの情報が寄せられたようで、警察に提出し、現在も捜査が継続中とのこと。
また、ハッカーのウェブサイトはドメイン停止となり、犯人は毎日正午に顧客の情報を公開するとしていましたが、それができなくなり、一般人には犯人の動向が見えなくなりました。
現在、どこまで捜査が進展しているか分かりませんが、ハッカーは単独犯でプロではないとの噂もあり、とりあえず続報待ちです。
この件でGMO関連の会社の株価は大きく下がっていますが、為替にまで影響を与えた形跡はありませんね。一企業の問題との解釈のようです。
次に、中銀イベントですが、FOMC、ECB理事会、日銀金融政策決定会合と続きましたが、全て政策金利は据え置きとなりました。
これは事前の予想通りの結果であり、波乱なく終わった印象ですが、その後の会見では多少トーンの違いが見えましたね。
ウォーシュFRB議長は追加利上げに関して慎重姿勢、ラガルド総裁は追加利上げの可能性を示唆、植田日銀総裁も追加利上げの可能性を示唆、よって会見後はドル安、ユーロ高、円高に振れましたが、目立って大きな動きにはなっていません。
ラガルド総裁に関しては、来年に早期退任を表明しており、フランスの財政不安、政治不安も重なって、ユーロの不安定要因が増えた印象です。
ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

週前半は緩やかな上昇トレンド、週後半は緩やかな下降トレンドになっています。週を通した値幅は170PIPSほどで比較的低ボラティリティ傾向でした。
トレーディングとしては分かりやすかったでしょうか。週前半は遅行スパン陽転、且つ、赤色ゾーン超えを待ってロングできますね。
チャート的にも素直に上昇トレンドが継続している印象ですが、ボラティリティが大きくないので値幅はそれほど取れなかったか。
週後半には遅行スパンが陰転し、赤色ゾーンに変わりましたが、そこでショートするかどうかはトレーダーの裁量判断です。私はこれまで通りファンダメンタルズを考慮してショートはしません。
サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、週前半はUSD買いが目立っていますね。対してJPY売りはそれほど大きくないです。
また、EURが全般弱くなっていますが、やはりフランス情勢の影響がまだ続いているようです。
さて、月曜からの相場ですが、ようやく米中間選挙が行われます。ご存じの通り、トランプ大統領率いる共和党は苦戦を強いられるでしょうが、それをどこまで相場が織り込んでいるか。
ドル高ドル安、どちらにも振れる可能性があり予断を許さない状況です。大勢が決するまでトレードは様子見でも良いかもしれませんね。





