先週は米要人による利上げ発言によるドル買いと
ギリシャ協議の進捗状況の思惑によるユーロの振れがチャート上に現れましたが、
自作EA群にはそれほど大きな影響はなかったようでした。
しかし、このような予期せぬニュースはEAにとってはあまり好ましくないので、
特にギリシャ問題に関しては、どのような結果になるにせよ
早く収束してほしいものです。
では今回も、テスト開始から約22週経過分の収支曲線を公開します。
トータルの成績ですが、前回+58.88%で、今回+56.23%なので、
この1週間で、-2.65%の減少となりました。
今週も収支に大きな変化は起こらず、停滞期が継続しているようですが、
各EA別の収支を見てみると、これまで一番の稼ぎ頭だったEAが落ち込んできました。
そのEAとは、
EURUSDの30分足チャートに適用しているトレンド転換系EAなんですが、
6月以降の成績が落ち込んできています。
こんな感じですね。
1月の運用開始以降、大きな落ち込みを経験する事無く
順調にプラスを積み重ねていたんですが、
6月になってからはマイナスが目立つようになってきました。
確かに、EURUSDの日足チャートを確認すると、トレンドとは言えない状態なので、
多少の落ち込みは仕方ないですが、ちょっとドローダウンとしては大きいですね。
他のEA群でカバーできれば良いのですが、今回はあまり機能していないようです。
さて、現在の市場のテーマであるギリシャ問題ですが、協議が物別れに終わり、
デフォルトの可能性が高まってきたという報道が出てきました。
週明けのユーロの動きが注目ですが、個人的な予想としては、
寄付きはユーロ関連の通貨ペアは大きくギャップダウンで始まるものの
今回の件はアク抜けと捉えられて、徐々に買いが優勢となり、急騰も有り得るかも
と思っています。
トレンドフォロー型のEAにとっては好ましくない展開予想ですが、
果たしてどうなるでしょうか。