世界経済の不透明感によってFOMCの利上げは見送られましたが、
イエレン議長は講演などで「年内の利上げが適切」と発言しており、
FRB自体は利上げをしたがっているようですね。
あとはタイミングの問題なのでしょうか。
いろいろとリスクが取り上げられている時期にはできないとの判断で
様子をうかがっているんでしょうね。
直近では、ドイツのVW排ガス規制問題や
米の予算未成立による政府機関閉鎖も取り沙汰されるようになってきましたし、
今週は雇用統計も控えていますので、それなりに大きく動くような気もします。
では今回も、テスト開始から約35週経過分の収支曲線を公開します。
トータルの成績ですが、前回+34.3%で、今回+36.67%なので、
この1週間で、+2.37%の増加となりました。
最近ではUSDJPYが4時間足レベルの三角持合のチャート形状になっており、
USDJPYに適用しているEA群の成績が芳しくないのが気になりますね。
しかし、EURUSDでは相変わらず好調をキープしており、
トータルでは先週もプラスで終える事ができました。
6月にギリシャ問題で大きく落ち込んで以降は回復傾向が見られます。
そして、9月以降はEURUSDが好調でUSDJPYが不調なのは、
リスクリワード比からも分かりますね。
EURUSDでは損小利大のトレードができていますが、
USDJPYでは損切り幅の方が大きくなっています。
今週は米雇用統計がありますので、もしそこで堅調な数字が出てきたら、
年内利上げを予測する声が多くなりそうで、
そうするとUSDJPYの持合も上放れる事になるのかもしれません。
やはり、トレンドが出ている時の方がEAも利益が出やすいので、
上にも下にも大きく動いてくれることを期待したいです。