先週は参院選での自公過半数割れを受けて、寄付きから円売りギャップアップを警戒していましたが…まさかの円買い!?
え!?何で!?ちょっと意味不明です。今後の日本はさらなる政局不安になる可能性が高いんですよ。さらなる財政拡大政策が推進される可能性が高いんですよ。円が買われる要素なんてどこにも無いのに…
まさかとは思いますが、「日本は政治的不安が増した。リスク回避で円を買おう」なんて旧態依然の思考の人が多数なんでしょうか?日本が混迷しているのにその国の通貨を買うって…
これほどまでに私個人との思考が違っていると、ただただ混乱するばかりです。
そしてその後、日米貿易交渉での合意報道を受けて、こちらもまた円買い?!
え!?何で!?ちょっと意味不明です。もともと2.5%だった関税が15%に大幅に引き上げられたんですよ。今後、日本にとっては明らかに不利な条件で貿易を強いられるんですよ。どうして円が買われるの!?
しかも、日経平均も暴騰…いやいや輸出企業にとっては明らかにマイナス要因ですが…報道では合意の進展が好感された、と言われていますが、肝心の合意の内容は精査した?
やはり、これほどまでに私個人との思考が違っていると、ただただ混乱するばかりです。
トレードでは個人の意見は脇に置いといて、多数派がどのように考えているかを察し、その流れに乗ることが重要ですが、これほどまでに私と多数派の見解が真逆だと、流石に私もストレスが溜まります。
ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
週明け寄付きはギャップダウン、一旦窓を埋める動きを見せてから本格的な下降トレンドとなっています。
週後半には上昇トレンドに転換しており、1週間を通した値幅は300PIPS程度で相変わらずの高ボラティリティーです。
トレーディングとしては簡単だったでしょう。週前半はいつも通り赤色ゾーンを背にしての戻り売り方針で、週後半もいつも通り青色ゾーンを背にしての押目買い方針で問題ないです。
サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、週前半からJPY買い、USD売りが優勢だったので、USDJPYのショートは適切な判断だったでしょう。
その他としてはEURが比較的強かったので、EURUSDのロングも分かりやすかったですね。
さて、月曜からの相場ですが、日銀会合にFOMC、米GDPそして米雇用統計と重要イベントが続きます。もちろん、日本の政局は流動的、トランプ大統領の不用意な発言も警戒です。
これらを踏まえて、為替的に分かりやすいトレンドになってくれるかどうか。う~ん、ちょっと期待薄かもしれません。