先週は個人的にお盆休みをいただき、
あまりチャートやニュースを見ていなかったですが、
全般的にはドル売りが目立つ週だったようですね。

しかし、先週も世間的にはまだ夏休み期間中となっており、
市場参加者も少ないので、それほど本格的な動意にはならなかったようです。

USDJPYに関しては、多くのトレーダーが意識していると思われる
節目としての100円割れを巡る攻防が何度か見られましたが、
今のところは何とか踏ん張っている感じでしょうか。

そのあたりの動きを復習してみます。

以下は、先週1週間分のUSDJPYの1時間足チャートです。

チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています。

そして、サブウィンドウは、私が独自特典として提供している
MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです。
cpb16082101
4時間足レベルのボリンジャーバンドの向きから判断しても
先週は下降トレンドが優勢な場面が多く、ショート中心で
仕掛けた方が良かったでしょう。

一応、赤色四角枠ではショートを狙うべき個所ですが、
時間帯的に、日本の夕方以降でトレンドになっている場面は少なかったので、
エントリー自体は難しかったでしょうか。

サブウィンドウの通貨の力関係を見ると、
やはり、全般的にUSDの弱さが目立っており、
ドルストレートをトレード対象とした方が良いのは分かりますが、
相手の通貨選びには迷いますね。

ところどころ、JPYが強かったり、GBPが強かったりしますが、
継続性が無いので、どの通貨ペアでトレードしたとしても
先週は難しかったのかもしれません。

さて、今週からは夏休みも終わり、市場参加者も戻ってきて、
通常の為替相場となりますが、
とりあえず、USDJPYが100円割れを本格的に試すのかに注目です。

日足チャートを見ても、まだまだ売り優勢なので、
下向きの意識が強まれば、案外走り出して
英のEU離脱決定直後の99円台割れを試すような展開もあるかもしれません。