先週1週間の動きをEURJPY、EURUSD、USDJPYの通貨の力関係と
スパンモデルの1時間足チャートを使って復習してみます。

先々週は珍しくユーロ主体で相場が動きましたが、
先週はユーロと円が交互に相場の流れを作っている感じでした。

しかし、全般の方向性はそれほど明確ではなかったですね。

日銀金融政策決定会合で円安に動いた場面が一番目立っていますが、
その後円安トレンドが継続する事はなく、徐々に方向感がなくなっています。

ちなみに、下記チャート図では、青色■枠赤色■枠を書いていますが、
この枠の意味は、
青色■枠は、マイルール上、買いが優勢と判断する場面であり、
この枠内にある時には、より短い時間足でロングのタイミングを計ります。
そして、
赤色■枠は、マイルール上、売りが優勢と判断する場面であり、
この枠内にある時には、より短い時間足でショートをタイミングを計ります。

1時間足チャートでタイミングを計る事もないわけではないですが、
私の基本的な1時間足チャートの利用の仕方は、方向性を見る事であり、
具体的なタイミングに関しては、その下の15分足チャートであったり、
1分足チャートを見ています。
FXchart14022301
ロンドン時間以降、デイトレとして見た場合に分かりやすい場面は、
18日のEURJPY、ユーロ買いの流れに乗ってのロング、
20日のEURJPY、ユーロ売りの流れに乗ってのショート、
21日のEURJPY、ユーロ買いの流れに乗ってのロング、
18日のEURUSD、ユーロ買いの流れに乗ってのロング、

こんな感じでしょうか。

EURUSDは相変わらず値幅が少ないので、トレードしづらいですが、
EURJPYは上にも下にもそれなりに動いてくれたので、
トレード自体はやりやすかったですね。

週末を迎えての直近の動きとしては、
円売り>ユーロ買い>ドル買い
という力関係になっていると思われます。

週末に行われたG20では、
米の量的緩和縮小による新興国経済への影響について議論されたようですが、
週初の為替には、それほど大きなインパクトを与えるものでもないでしょう。

月曜以降も何かしら材料が出なければ、
方向感のない状態が続く可能性が高いですが、
日足レベルのスパンモデルを見ると、EURJPY,EURUSD,USDJPYの3通貨ペアとも
持合から徐々に買い優勢になりつつあるので、もうしばらくすると
分かりやすい相場付きになるかもしれません。