日付、価格帯、時間軸、通貨ペア、全て表示していません。
MA21とボリンジャーバンドの±1σだけです。
安値圏からは、かなり上げてきていますね。
高値警戒感もあるかもしれません。
あなたはノーポジです。
この後、チャートがどうなったら、
どのように行動しますか?
(下の画像を見ずに考えてね)
先のチャートは、
2012年7月6日付近のUSDCHFの1時間足のチャートでした。
一応、オレンジのラインを引いてみました。
急騰後に横ばい、狭いレンジ状態が続いていました。
ボリンジャーバンドも徐々に狭くなり、
かなり絞り込まれてきました。
それを長い陽線により、上抜けていきました。
これはセオリーどおりの動きといえますね。
持合からのレンジブレイクです。
抜けた方についていくのが鉄則ですね。
ですが、もしこれがリアルの相場だとしたら、
チャートの右端でこの持合をブレイクする動きを見た時に、
本当にロングでエントリーできますか?
チャート的には、ほとんど調整の下げを見せることなく上げ続け、
かなり高値圏にまできている事が分かります。
もしこの状態でレンジの上抜けを見たとしても、
「さすがにこの位置から入るのは遅いのでは?」とか、
「今度の上げはダマシになる確率が高いのでは?」とか、
余計な心理が働くと思いませんか?
多分ほとんどの人が、知らず知らずのうちにそういう心理が働いていると思います。
で、エントリーを控えたり、エントリーが遅れたりします。
検証に基づいた高値警戒感なら良いのですが、
ただチャートを見ただけの値ごろ感だけの高い、安いという判断は
なんの優位性もありません。
トレンド相場で利益を上げるなら、トレンドが続く限り
その動きには乗っていきたいですね。