日付、価格帯、時間軸、通貨ペア、全て表示していません。
MA21とボリンジャーバンドの±1σ~±3σだけです。
しばらくの間、上昇トレンドが続いていましたが、
現在は、調整の下げが継続しているように見えます。
あなたは、このチャートを見たときに、
どこに注目し、どのようなラインを引きますか?
(下の画像を見ずに考えてね)
先の問題図は先週の30日付近までのUSDJPYの4時間足チャートでした。
4時間足チャートですので、デイトレをしている人の中には
見ていないトレーダーもいるかもしれません。
そして、上記図は、問題図からローソク足8本進ませています。
このようにオレンジラインで引いたような
フラッグのチャートパターンが見られますね。
フラッグというのは、上値抵抗線と共に、
それと平行に引けるような下値支持線も引けるチャート形状のことです。
このフラッグのチャートパターンというのは、
単なる上値抵抗線抜けよりも、その抜けに対する信頼性が高いといわれています。
このチャート図でも、30日の午前10時頃に長い陽線が出現して、
そのフラッグの抜けを確認でき、
現状では、上昇トレンドの再開を思わせる動きとなっています。
しかし、この抜けの長い陽線を確認してからでは、やはり遅いですね。
できればもう少し早い段階で、ロングエントリーしたいです。
その為には、小さい時間足を見てタイミングを計る事となります。
以下は、フラッグを抜けるタイミングでの5分足チャートになります。
4時間足でもフラッグ時には、高値の切り下がりが見られましたが、
それを5分足で細かく見てみると、このように10時過ぎの段階で
8時台の高値抜けが確認できます。
また時間をさかのぼると、
30日の0時台の高値抜け、及び29日の22時台の高値抜けも確認できます。
これらの抜けを確認した段階で、
ロングエントリーという判断ができるでしょう。
その後、どこで利確するかは、
デイトレという短期で考えるなら、5分足での+1σを割れたあたり、
もう少し長めの時間で考えるなら、
4時間足での+1σを割れたあたりになると思います。