先週は日本ではゴールデンウイークでしたが、複数回の為替介入が実施されたようで不安定な相場展開でした。
その前にまずは米・イランの中東情勢ですが、もはや何が真実か分からない状況となっています。
イラン側が米船舶へミサイル攻撃をしたと報道するも米側は否定したり、戦争終結に向けた和平が近いとの報道があったり、米軍が数隻のタンカーを攻撃したとの報道があったり、トランプ大統領はSNSで停戦発言と脅しを繰り返したりと事態は良くなっているのか混沌としたままなのか、ニュースを追っても見えてきません。
このような状況では個人で色々詮索しても無意味でしょう。勝手に決め打ちしたり、一喜一憂しない方が良さそうです。
しかし、市場は楽観しているようですね。
米の主要株式は依然として高値圏で推移、日経平均も連日で史上最高値を更新し続けており、”遠くの戦争は買い“という格言もありますが、それにしてもあまりにも強過ぎます。大引け後の日経先物も急騰しており、このままだと月曜の日経平均は大きくギャップアップで始まりそうです。FOMOでしょうか。
そして、肝心の為替ですが、またしても実弾介入が行われたようですね。
ゴールデンウイーク期間の出来高が少ない中を狙ったようですが、157円台へ乗せるたびに大規模な円買いが2回発生しました。
政府・日銀はどういう戦略で為替介入をしているのか?157円台に乗せたら機械的に介入すると決めているのか?今後も157円台に乗せたらその都度介入するつもりなのか?そんな頻繁に介入しても大丈夫なのか?
国力の弱さというファンダメンタルズに基づく円売りを介入という投機的なやり方で無理やり抑え込もうとしても限界がある。
外貨準備金が無くなるまでこの価格帯で半永久的に介入し続けるつもりなのか?政府・日銀の今後の対応が気になります。
ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

月曜日と水曜日に実弾介入が実施されたようですね。週を通しての値幅は280PIPSほどですが、介入による急落で作られた値幅なのであまり意味は無いです。
チャート自体は介入によって連続性が途絶え、綺麗とは言えない状態です。こういう時に、「遅行スパンが~」とか「雲を超えたから~」とかテクニカル分析をしても意味はないです。諦めて様子見にしたほうが賢明でしょう。
私も月曜日の介入を見た時点でドル円はトレード対象外にしました。よって、先週はドル円でエントリーはしていません。
サブウィンドウの通貨の力関係を確認するとこちらもハッキリしませんね。介入時にはJPY買いになっていますが、それ以外は目立った傾向は出ていないです。
USDは多少弱めに推移していますが、これは戦争終結を意識した動きなのか。
さて、月曜からの相場ですが、米消費者物価指数(CPI)が控えています。もうそろそろイラン情勢を受けた原油高が数字に表れてきそうですが、はたしてどうなるものか。数字が高ければドル買い、弱ければドル安と素直に反応しそうです。
そして、米・イラン紛争の行方もヘッドラインだけはチェックしておきましょう。何が真実か分かりませんが、原油価格と株式を見ておけば、市場のリスク度合いは理解できます。
ドル円に関しては当面はトレード対象外になりそうです。





