先週は米イラン協議の進展期待からドル売りが優勢な相場展開でした。
まず先週末に行われた最初の米イラン協議では合意に至らず。さらに、トランプ大統領はホルムズ海峡を”逆封鎖“したことでリスクオン、有事のドル買いが復活し、ドル円は窓開けのギャップアップからスタート。
しかし、米イランの交渉は継続し、協議再開期待が浮上してくると、徐々にドル安に転換していきます。
途中、米が中東に追加派兵するとの報道もありましたが、週を通して協議再開への楽観論が優勢という状況。週末金曜日にはイランがホルムズ海峡の封鎖解除を発表したことで、一気にリスクオン、ドルは急速に売られる展開になります。
為替だけを見ていると分かりにくいですが、株式相場を見ると、協議再開どころか、早くも和平合意を織り込むような動きになっています。
日経平均は史上最高値を更新、米S&P500とナスダックも最高値更新、NYダウも高値圏で堅調に推移しており、なんだか米イラン紛争は既に終わったような動きになっていますが大丈夫なんでしょうか?”遠くの戦争は買い“という相場格言がありますが、今回も当てはまったと言って良いのか?
米イランの2週間の停戦期限が迫る中、まだ不透明な状況が続いています。
ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

週明けは窓開けギャップアップで始まるも、その後は弱い動き、週末にはイランによるホルムズ海峡の封鎖解除で一気にドル売りになっています。
値幅は230PIPSほどでドル円としては標準的ですが、金曜の急落による値幅であり、週を通してのボラティリティは大きくは無かったです。
トレーディングとしては難しかったですね。基本、買い目線ですが、週初のロング指向領域も、週末のロング指向領域もどちらも大きなトレンドとならず。4時間足ボリンジャーも横ばいなので、環境認識的にもそれほど期待値は大きくはないです。
これまでは有事のドル買いと積極財政の円売りによりドル円は上目線、ロングだけを狙ってきましたが、仮に、米イランが和平合意となれば、ドルの買いファンダは無くなります。今後のドル円は上下中立的な立場になるかもしれません。
サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、それほど明確ではないですが、全般的にUSD売り、JPY売り、EUR買い、GBP買い傾向になっていましたね。
EUR買いとGBP買いは協議再開、和平合意を織り込む動きだと思われますが、あまり期待先行し過ぎると反動もキツそうです。
さて、月曜からの相場ですが、早くも不穏な空気が。報道によると、イランがホルムズ海峡を”再封鎖“したことのこと。
イランによると「米が海賊行為を繰り返している」ことが理由のようですが、これがどの程度の緊張感を持たせる行為なのかは不明。
逆封鎖だったり、再封鎖だったり…よく分かりません。とにかく私達トレーダーはチャートに忠実に。





