先週は目立った材料もなく、祝日の影響もあってか停滞感の強い相場展開でした。
まず今のメインテーマである米・イラン紛争ですが、相変わらず真相が見えない状態が続いています。
和平協議がまとまったとの報道もありますが、実際には船舶への攻撃や軍事施設への攻撃は行われており、緊張感が高いままであることに変わりはないです。
特に、米側とイラン側の発言が真逆なのが不思議。トランプ大統領は停戦間近というニュアンスの発言が多いが、イラン側は一貫して強硬姿勢のまま。協議をしているとの発言すらありません。
どちらが本当のことを話しているのか分かりませんが、株式の史上最高値更新などの動きを見ていると、どうやら市場はトランプ大統領のほうを信じているようですね。
でも…それで大丈夫?これまでのトランプ大統領の二転三転の発言を見る限りは、私としてはイラン側のほうが本当のことを話していると感じてしまうんですが…
どのみち、ここまで不透明感が強いと、報道で一喜一憂することは無意味。事実のみを追いかけた方が良いです。
また先週は、為替介入の金額が発表されましたね。介入額は市場予想を上回る11兆円ほどでしたが、その効果は…
ドル円の日足チャートを見ると…既に介入前の価格帯付近にまで戻っていますが…介入したのが今から約1ヶ月前なので、1ヶ月で効果切れ。僅か1ヶ月間だけの時間稼ぎのために11兆円もの資金を使ってしまったわけです。
どう考えても無理です。日本経済の弱さというファンダメンタルズを介入という投機で抑え込もうとしても一時的でしかありません。市場はファンダメンタルズの方向へ進むのが基本。円高になってほしいのなら日本の国力を上げる政策をとらないと。
ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

見ての通り、ボラティリティが非常に小さい相場展開でした。
私はチャートを見る時には、縦軸の目盛り幅は常に一定にしています。毎週載せているドル円のチャートですが、この縦軸の目盛り幅は常に30PIPSに固定しています。このように固定にすることで、その週のボラティリティが視覚的にハッキリするわけです。
先週の上下幅は僅か90PIPS程度で、ここまで狭いのは何年ぶり?というレベルです。
米・イラン紛争の停滞感もそうですが、それと同時に、日本独自のファンダメンタルズに基づく円売りと為替介入への警戒感でドル円は上にも下にも動きづらいのが原因です。
トレーディングとしては、ファンダメンタルズに基づくロングならできましたね。
確かにボラティリティは低いですが、週中の遅行スパン陽転、且つ、スパンモデル抜けといういつもの条件でロングしていればそれなりの値幅は取れた勘定です。
もちろん私は見送りですが。
サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、多少EUR買いが強めに出たくらいか、それ以外は明確な方向性は出ていませんでした。
さて、月曜からの相場ですが、米雇用統計が控えています。しかし、今の相場付きではあまり材料視されない可能性も。結果が良ければドル買い、悪ければドル売りでしょうが、ボラティリティは大きくは無さそうです。
ドル円に関しては、介入前のレベルに戻りつつあるので、この価格帯あたりからは警戒しておく必要があるでしょう。
個人的にはドル円のトレード対象外は継続中です。





