先週も米とイランの和平協議への期待に揺れ動く相場展開でした。

ホルムズ海峡に関しては、米側は逆封鎖、イラン側は再封鎖と主導権争いが続いている状況で、双方依然として強硬姿勢のままで情勢は流動的です。

そんな中、今週22日にはトランプ大統領が設定した停戦期限の日を迎えることに。トランプ大統領は「停戦延長はしない」と何度も発言していたので、交渉決裂ならば当然戦闘再開となるので注目していましたが…

やっぱりというか、案の定というか…トランプ大統領は「イランとの停戦を無期限に延長する」と発表。…またしてもTACOでしたね。

いつものやり口です。最初に思いっきり吹っ掛けて、少しでも取引を有利にしようとする心理戦。で、結局は行動を起こさない、という常套手段です。

トランプ大統領就任以来、何度この手口を使ってきたことか。さすがにもう気付いたでしょ。慣れてきたでしょ。バレてるでしょ。

為替では分かりにくいですが、株式は好調。日経平均は今週も最高値を更新、一時は6万円台に乗せており、悲観論は後退し、もはや米・イラン紛争は終わったような雰囲気です。

何が真実か、裏で何が進行しているのか、分かりにくい状況ですが、市場は和平協議への期待が優勢で、楽観的に見ているようです。

ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
cpb26042601
緩やかながらも終始買い優勢の状態が続く一週間、値幅は130PIPSほどで久しぶりの低ボラティリティでした。

トレーディングとしては難しかった、というか、ボラが小さかったので、利大で値幅を取ることができなかったですね。

見ての通り、ほとんどの期間で青色ゾーンとなっており、遅行スパンもほぼ陽転しているので、ロング指向で臨むべき状況ですが、価格が伸びないのでどこで利確したらよいのか分かりにくかったです。

大きく動く時は利大を目指し、あまり動かない時は細かく利確する、という使い分けができれば良いのですが、そんな都合良くはいかないものです。

今週、低ボラティリティになると分かっていれば、私も利大を目指さず、直近高値付近でコツコツ利確しますが…実際は無駄にトレーディングが長引いただけでした。

サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、それほど明確ではないですが、USD買いJPY売りが優勢となっており、USDJPYのロングは適切な判断でした。

また、EURが全般弱かったので、ユーロクロスをショートしても良かったでしょう。

さて月曜からの相場ですが、引き続き、米・イランの和平協議の行方に関するヘッドラインに振らされる展開になりそうです。

さきほどSNSを見かけたところ、トランプ大統領がイランとの和平交渉を全てキャンセルした、との投稿もありましたが、実際はどうなのか…

基本的に週末にはネガティブなニュースが出やすいです。もしかしたら今回も月曜寄付きはリスク回避から始まるかもしれません。