先週は比較的落ち着いた展開でしたが、
世界各国の中銀による出口戦略が
徐々に見え始めた週だったでしょうか。

ニュージーランドでは大規模資産購入プログラムの停止が発表され、
カナダではテーパリングが開始され、
英ではハト派のサンダース中銀委員が金融引き締めに言及
というように、
金融政策の正常化に向けて各国が動き出しています。

もちろん、米でもテーパリングの議論が行われており、
そうした報道がなされるたびに、
NZD、CAD、GBP、USDが買われる展開となっています。

しかし、そうした動きから完全に置いてけぼり状態なのが日銀です。

日銀だけは緩和縮小に関するいかなる発表も報道もありませんし、
黒田総裁からもそうした発言はありません。

日本だけは金融正常化に向かっていないんですが、
でもこれって、コロナ以前からそうでしたからね。

日本だけは以前からジャブジャブにお金を刷り続けていて、
タイミング悪くコロナショックを受けてしまった格好なので、
これはもはや日本の金融システムの構造上の問題でしょう。

よって、日本が緩和縮小に向かうのは
残念ながら遥か先になります。。。

ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
cpb21071801
上下幅は100PIPSくらいでしょうか、
最近のドル円にしては動いた方ですが、
それでも他の通貨ペアと比較すると低ボラですね。

週前半は青色ゾーンを背にしての押目買い狙い、
週後半は赤色ゾーンを背にしての戻り売り狙いが定番です。

しかし、値幅が小さいので、
利大を目指していたら上手くいかなかったでしょう。

ドル円に関しては適度なところで
コツコツと利確する方針が良いのかもしれません。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
週を通して目立った傾向はありませんでした。

日ごとに強い通貨、弱い通貨が入れ替わっていたので、
通貨の強弱を参考にしたトレーディングも難しかったでしょう。

さて、月曜からの相場ですが、
ECB理事会が控えていますね。

各国中銀がテーパリングに向かっている中、
わりと緩和姿勢強めなのかECB。

まぁ、欧州は複数国家の事情を鑑みなければいけないので、
どうしても政策変更は遅れがちになりやすんでしょう。

しかしその分、何らかの変更点があると、
ユーロは上にも下にも大きく動く可能性はあります。