先週は最重要指標である米消費者物価指数(CPI)の発表がありましたが、
今回もまた市場予想を上回りましたね。

この発表を受けてドルが急伸、
ドル円は3ヶ月ぶりに150円台に乗せてきました。

はぁ、だから言わんこっちゃない。
インフレが収まるなんて希望的観測で年6回もの利下げを織り込むからこうなる。

機関投資家やヘッジファンド、経済アナリストと呼ばれる方々は
当然ながら高学歴であり、私なんかよりもずっと学があり、
為替に精通していることでしょう。

そのような方々が
「インフレは収まった。早期に利下げが始まる」
と言うので私も疑問に思いながらも、基本思考をそちらへシフトしていましたが…

以前から薄々感じていましたが、
市場って…市場が作り出すコンセンサスって、
単なる希望であり、ロジカルで導き出した推論ではない
ということが今回のインフレ動向の見誤りではっきりしました。

市場って案外、というか、やっぱり愚かです。

自分の相場観と市場の相場観、
この2つの乖離が大きいとストレスが溜まります。

ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
cbp24021801
週明けから上昇トレンドが継続し、週中のCPIで急騰、
その後は調整を挟みながらも堅調という流れになっています。

トレーディング的な難しさはノーマルですが、
CPIの前にロングポジションを持てたかどうかで利益額が大きく違ってきますね。

週末に向けて一時的に赤色スパンが出現しショート指向の場面も現れましたが、
現在のファンダメンタルズを考慮すると、
ここで売りを仕掛ける必要は無いでしょう。

サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
CPI発表時にはやはりUSD買い、JPY売りになっていますが、
それ以外の場面では目立った強弱は少ないですね。

通貨強弱の点では通貨選択はやりづらかったと言えるでしょう。

さて、月曜からの相場ですが、
インフレの粘着性がハッキリしてきたので、
これまでのドル買い、円売りの流れは継続しそうです。

ドル円も150円台に乗せ、財務省も口先介入をしてきましたが、
実弾投入となると、152円台に乗せるまでは行われないでしょう。

もちろん基本的には実弾はやりたがらないはずなので、
155円台に乗せるまでは行われない可能性もあります。

来週のドル円も通常通りトレード対象に含めます。