先週は米雇用統計など重要イベントが多く、
その思惑と結果で綺麗なトレンドとなってくれない可能性もあり、
EAにとっては成果を上げづらい展開になるのでは、と思っていましたが、
結果的にはそれほど心配する必要はなかったようです。
相変わらずユーロ主導の相場に変わりはないですが、
一応、トレンドになってくれるケースが多いので、
相場の波とEAのロジックが一致してくれさえいれば、
それなりの利幅も期待できそうです。
では今回も、テスト開始から約15週経過分の収支曲線を公開します。
トータルの成績ですが、前回+36.41%で今回+49.47%なので、
この1週間で、+13.06%の増加となりました。
これで2週連続のプラスですが、どうなんでしょうか、
ドローダウン時期は終わったんでしょうか?
単独のEAならば、数ヶ月単位での収支の落ち込み、
もしくは、横ばいはどんな優秀なEAでも必ず経験するものなのですが、
私の「ポートフォリオ1」は9つのEAを組み合わせているので、
単独のEAと比較すると、ドローダウン期間は短くなると思っているのですが、
果たしてそのようになってくれるんでしょうか。
ちなみに、上記収支曲線の中の赤色四角枠で囲った部分は
直近の代表的な収支の落ち込みの部分ですが、
この期間というのは、4月13日~4月27日あたりの2週間となっています。
では、この部分のEURJPYのチャート形状はどのようなものになっていたのか、
日足チャートで確認してみましょう。
同じく、4月13日~4月27日の部分を赤色四角枠で囲ってありますが、
上記の収支の落ち込み期間というのは、EURJPYの日足チャートでは、
最安値付近からの戻り相場だったんですね。
私のEAの中には、日足チャートの形状もロジックに組み込んでいるものもあり、
このように、全般下降トレンドだったものが、調整の戻りとなり、
しかし、それが調整の戻りでは収まらず、トレンド転換に至る過程においては、
どうやら自作EAのトレンド判断の精度が悪くなっているようです。
この辺りはもう少しロジック改善の余地がありそうです。