他様のFX系のブログでは、
「今日は100PIPS獲得しました!」
「今週は合計で100万円の利益となりました!」
というような結果報告だけを載せているものが多いですね。
しかし、私のこのブログでは、
できるだけそのような事は書かないように心掛けています。
なぜなら、
そんな結果報告を載せても何の勉強にもならないからです。
私が読者様に知って欲しいのは、
トレード戦略、トレード戦術、トレードシナリオであり、
私がどのような考えのもとでトレードを行っているかであり、
それが分からなければ、
ブログ更新の意味がないからです。
なので、個人的には、
具体的な利益を公開することに関しては否定的なんですが、
一応、年末という事もありますので、参考までに、
このブログで書いてきたトレードシナリオを基にして
どれだけの利益が出たのか、
一部だけですが公開してみたいと思います。
まず私の監視通貨ペアは、
USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つがメインとなっており、
サブの監視通貨ペアとして
GBPJPY、GBPUSDも扱っています。
サブの通貨ペアの役割は、
メインの通貨ペアで明確なエントリー場面が見つからない時や
サブの通貨ペアで典型的で分かりやすいエントリー場面が見られた時に
エントリーするためのものです。
よって、監視体制としては、
USDJPY、EURJPY、EURUSD+(GBPJPY、GBPUSD)
となります。
で、そのうち、
EURJPYの今年後半7月~12月分の半年分の結果だけを報告します。
なぜ半年分なのかと言うと、
7月から手法をちょっと微調整してみたからです。
このブログのリピーターさんならお分かりいただけると思いますが、
シナリオを書く際に、最近、
「ちょっと利確位置が近いですが、、、」
という表現をしている文面をチョコチョコ見かけると思います。
これが手法の微調整の部分なんですが、
今年の後半でのトレーディングに関しては、
利確位置を少し手前に、つまり、一部利確を
これまでよりも近い位置に設定してトレードしてみたんですね。
その結果がどうなったのか、私も気になっていたので、
半年分の成績を集計、分析した結果だけを公開しておきます。
EURJPYの半年分の結果
合計獲得=+620PIPS
PF=2.3
勝率=71%
リスクリワード比=0.8
となりました。
予想通り、勝率が上がり、リスクリワード比は下がりましたが、
獲得PIPSに関しては、手法の微調整前とそれほど変わらなかったですね。
私のトレードの成績は毎年このような感じです。
これを何年も続けています。
上記の獲得PIPSは、EURJPYの半年間の成績なので、
これを1年分にして、
さらに、
USDJPY、EURJPY、EURUSD+(GBPJPY+GBPUSD)
の通貨ペア分で合計すれば、
私の1年分の総合獲得PIPSがおおよそ予想できると思います。
結局今年のUSDJPYの値幅は?
1年前を振り返ってみましょう。
今年の年初はトランプラリーの真っ最中で、
リスク選好の相場状態となっており、
クロス円は総じて日足レベルでの上昇トレンドとなっていました。
USDJPYも118円台まで上げていました。
年初になると恒例行事のように見かける
今年のUSDJPYの値幅予想では、
最高値は130円台だろうと予想したり、
中には、150円台まで上げると予想している専門家もいたんですが、
実際のところは、
年初に付けた118円台がまさに最高値となっており、
そこからは上げる事はなく、
1年を通してレンジ的な相場で終わる結果となりました。
USDJPYの週足チャート
このように、年初までは急騰していたので、
この状態であれば120円台までは上げるだろうと
誰でも予想しちゃいますよね。
まぁ、経済学者、アナリスト、ストラテジストという肩書だからといって
未来の事が分かるはずはないので、
基本、そういう方々の予想は信用してはいけないんですが。
来年のUSDJPYも幾らまで上げるのか、そして、幾らまで下げるのか
もちろん誰にも分かりませんし、
幾らになろうと私には構いません。
なぜなら、
“ルール通りのトレードを繰り返すだけだから”
です。
さて、今年のブログ更新はこの記事で最後になります。
来年のトレード開始は、
1月3日(水) or 1月4日(木)くらいになると思います。
来年も同様な形式でブログ更新をすると思いますが、
もしかしたら少しだけマイナーチェンジするかもしれません。
では、、、
今年もトレードができた事、ブログを更新できた事、
これまでの全てに感謝です。
それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ。。。
こすぎ