先週は米中通商協議で「米中が段階的な関税撤廃に合意した」
という報道を受けてのドル買い、且つ、リスク選好の円売りも起こり、
ドル円は堅調に推移しました。
大引け時点でのドル円は109円台に乗せてきていますし、
日足でも約6カ月ぶりに200日移動平均線を超えてきていますので、
ここからは中長期的な上昇も期待できるかもしれません。
さらには、NYダウも最高値を更新、
景気後退が懸念されている中で、
なかなかしぶとく粘っている印象です。
では、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
最近のドル円にしては珍しく週間で100PIPS以上のボラがあり、
トレードしやすかったですね。
全般的に遅行スパンが陽転していて、青色ゾーンが目立っているので、
ロング指向で臨んでいれば問題なかったはずです。
途中、一時的にショート指向の場面も現れましたが、
ロンドン時間以降にトレードしていれば
ほぼ無関係だったでしょう。
また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
週を通してUSD買いになっているのが分かります。
しかし、組合わせる通貨は難しかったかもしれません。
全般、EUR売りなので、EURUSDのショート、
もしくは、週後半はGBP売りなのでGBPUSDのショートなどが
候補だったでしょうか。
さて、月曜からの相場ですが、
引き続き米中通商協議に注目です。
しかし、段階的な関税撤廃で合意との報道が出てきたので、
ここからは波乱なく収束される可能性もあります。
その他では米小売売上高の発表もあるので、
内容如何によっては再び政策金利に注目が集まるかもしれません。