先週は目立った材料や大きなニュースなども無く、
比較的落ち着いた1週間だったでしょうか。
一応、米中通商協議の進展状況を見つつの展開だったようで、
関係各位の発言に注目が集まりました。
そんな中、とりあえずは合意に近づいているようで、
市場は徐々に楽観的な姿勢を強め、
NYダウなどの株式は最高値を更新しています。
その他、香港のデモも気になりますが、
現状はそれほど材料視されていない感じでしょうか。
GSOMIAは、、、材料にする人なんていないでしょう。
では、
先週分のEURUSDの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
ここ数カ月、というより、今年に入って以降のEURUSDは、
低ボラティリティのままです。
価格差を利益に変えるトレードという仕事にとっては、
現在のEURUSDはあまり付き合いたくない相手でしょうか。
しかし、出来高は多く、テクニカルも効きやすいので、
監視対象から外すわけにもいかないですね。
先週は、週前半は緩やかな下降トレンドで、
週後半から上昇トレンドへ転換しました。
一応、スパンモデルがレジサポとして効いていますが、
値幅が出ていないので、トレード自体はやり難かったです。
また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
全般、EUR売り傾向が見られます。
よって、先週前半のEURUSDの下落は
EUR売り主導だったと分かります。
しかし、USDが買われていなかったので、
それほど明快な下降トレンドではなかったわけです。
さて、月曜からの相場ですが、特に重要なイベントもなく、
引き続き、米中通商協議の行方に注目でしょうか。
何もなければ、平穏な低ボラティリティ相場になりそうです。
おそらく、ここまできて米中の交渉決裂!
なんてことはないと思いますが、相手が中国ですからね。
何が起こるか分からないという意識だけは
持っておいたほうが良いでしょう。