先週はイベント満載でしたが、
その中でも特に注目だったのが、英選挙ですね。

ここ数年、ずっと市場の懸案事項であったEU離脱問題ですが、
ようやく、本当に、決着がついたといって良いでしょう。

先週の12日、英選挙でジョンソン首相率いる民主党が圧勝したことで
合意なき離脱“の可能性はほとんどなくなり、
合意あり離脱“が来年1月までには行われる見通しとなりました。

そして、今回の結果を受けて、GBPは急伸し、
それに波及するようにEURも買われ、
リスクオンの流れからJPYが売られる展開となりました。

しかし一般的に考えると、英がEUと別れたことで
貿易障害(関税)が高くなるので、
英経済にとっては悪影響なはずです。

なので、市場が再び英経済に目を移すようになってきたら、
GBPは売られるかもしれませんね。

では、
先週分のEURJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。

(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
 「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
cpb19121501
週前半は赤色ゾーンで、週中盤以降は青色ゾーンとなっていますが、
全体的な流れとしては、ほぼ一方的な右肩上がりになっています。

では、どこから上昇トレンドと認識したらよいのかというと、
やはり、雲が青色に変わったところですね。

その場面以降は、ロングだけを狙っていきます。

後半には上げ幅をさらに拡大させていますが、
これが英選挙でのポンド急伸の余波、波及です。

大引け間際には、落ちてきていますが、
これは利益確定の売りでしょう。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
週前半はゴチャゴチャしてて、明確な関係性は見られなかったですが、
英選挙を起点として、GBP買い、JPY売りが起きているのが分かります。

GBP買いに関しては、数字的には4.0を超えてきましたか、
ここまで一気に買われるのは珍しいです。

さて、月曜からの相場ですが、
今年の重要イベントは全て終了したため
再び低ボラティリティ相場になりそうな気もします。

更には、クリスマスも近づいていますからね、
市場参加者が徐々に少なくなっていくので、
テクニカルも効きにくくなる可能性もあります。

私の今年のトレードもあと1週間だけです。