先週、最も相場を動かしたのはECB理事会でしたね。
政策発表直後には急激にユーロが売られましたが、
程なくすると、一転してユーロが急騰し、
“ “どころか、発表前の水準も超えて、
逆にユーロ高になり、そのままダレることなく大引けを迎えています。
こうした想定外の動きに対して、
ニュースでは”もっともらしい後付け解釈“をしていますが、
トレーダーとしては”ニュースの後追い“は意味がないです。
その場で適切な判断ができるかどうかが重要です。
チャートに振り回されないようにしたいですね。
ということで、
先週分のEURJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に青色四角枠を記述していますが、
これはマイルールにおけるロング指向の領域を表しています)、
(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
大きな流れとしては上昇トレンドになっていますが、
これは米中貿易戦争の緊張緩和による円売りの影響です。
そして、12日のECB理事会後に
急落から急騰の” “になっていますが、
この動きに翻弄されたトレーダーは多かったでしょうね。
上手く立ち振る舞わないと、
売ってダメ、買ってダメの往復ビンタになってしまいます。
私はECB理事会前に持っていたロングポジションが損切りになり、
その後は様子見に徹していました。
テクニカルが効かないと判断したら、
むやみにトレードしないほうが良いです。
また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
全般、JPY売りGBP買い傾向が見られるでしょうか。
よって、GBPJPYのロングが最も利幅が狙えたでしょう。
さて、月曜からの相場ですが、
FOMCが控えていますね。
0.25%の利下げは既に織り込み済みなので、
パウエルFRB議長がどのような発言をするのかに注目です。
仮に、連続利下げしたとして、
そして、12月にも利下げをするのではないかとの思惑がある中でも、
それでもまだ、利下げサイクルに入っていないと発言するんでしょうか、
それでもまだ、予防措置と発言するんでしょうか。
楽しみです。