先週は重要イベントや重要経済指標はありませんでしたが、
相変わらずトランプ大統領周りが騒がしかったですね。

米中通商協議では報道される内容に一喜一憂するも、
概ね期待感が広まる内容だったでしょうか。

また、新たに浮上したウクライナ問題で
トランプ大統領の弾劾リスクも広まる格好に。

しかし、弾劾は上院で2/3の賛成票がないと成立しないので、
実質的には相場への影響はないでしょうね。

ということで、
先週分のEURUSDの1時間足チャートで振り返っておきます。

(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
 「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
cpb19092901
高値と安値が共に切り下がり、
見た目にも明らかな下降トレンドです。

途中、一時的に遅行スパンが陽転し、
青色ゾーンに切り替わっている場面もありますが、
日本時間の深夜から早朝の時間帯だったので、
トレードへの影響はなかったですね。

赤色ゾーンを背にしてショート主体で戦略を立てていれば、
大きく外すことは無かったはずです。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
合意なき離脱問題の影響でGBPが弱かったです。

逆に強かった通貨は、週前半はJPY、週後半はUSDでしょうか。

よって、GBPJPYのショート、もしくは、GBPUSDのショートが
トレードしやすかったでしょう。

さて、月曜からの相場ですが、
10月に入り、もうそろそろ英の合意なき離脱問題に
何かしらの方向性が見えても良さそうなんですが。

このまま何も決まらずに期限である10月31日を
迎えるなんてことがあるんでしょうか。

ポンドはいつも以上に
上にも下にも大きく振れる可能性が高そうですが、
トレーダーとしてはチャンスでもありますしリスクでもあります。

乱高下に対応できない、ストップが遠くなってしまう場合は、
無理にポンドに近づかなくても良いでしょう。