先週は、米とイランの「2週間の停戦」報道に揺れ動く展開となりました。
まず週初は、トランプ大統領の「地獄のような報いが降りかかる」発言を受けてどのような展開になるのか注視していましたが、市場は案外落ち着いていましたね。おそらくイースターマンデーの影響もあったと思われますが、市場参加者の少ない中で値動きは限定的でした。
別の見方をすると、トランプ大統領が合意期限とした日本時間8日午前9時までは動くに動けなかったとも言えます。
個人的には停戦合意なんてできないと思っていましたが…急転直下、期限間際にパキスタンの仲介により”2週間の一時停戦“が決まりました。これにより市場はリスクオン、有事のドル買いが急激に巻き戻されて一気にドル売り、ドル円は数時間で150PIPSほど下落する展開に。
これでひとまず安心…と思っていたのですが、上手くはいきませんね。
今度は合意内容を巡る、米とイランの見解の相違が露見。イスラエルの攻撃継続だったり、ホルムズ海峡の封鎖問題などの懸念が払しょくされず、再びジリジリと中東情勢のリスクが浮上し、いつものようにドル買い、株安、原油買いに逆戻りです。
週末の現在、米とイランで停戦協議の真っ最中ですが、どのような結果になるのか全く予想できません。
ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

週初は横ばいでしたが、”2週間の停戦”報道を受けて一気にドル売り、しかしその後はジリジリと買い戻す、という展開でした。週を通した値幅は220PIPSほどでしたが、ボラのほとんどは停戦報道時のものです。
トレーディングとしては難しかったですね。週初は買い目線ではありますが、遅行スパンはローソク足に絡んだままでタイミングが取りづらい状況。そうこうしているうちに、トランプ期限が迫ってきたので、火曜日あたりからはトレードできず。
そして停戦報道を受けて急落して以降は、チャートが汚くなったので基本様子見です。
週末に向けては徐々に上昇し、遅行スパンも陽転してからは買い目線になりますが、4時間足ボリンジャーバンドは下向きのままだったので精度は落ちますね。
サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、全般的にUSD売り、JPY売りとなっています。特に停戦報道直後は明確なUSD売りになっていることが分かります。
また、EURとGBPが共に買われていますが、これは急に出てきた「ロシアとウクライナの和平合意」報道によるもの。長年続いていた欧州の危機要因が無くなれば、当然EURとGBPは買われるわけですが、どれだけ現実的なものなのかは不明です。
さて、月曜からの相場ですが、まずは米イラン協議の行方に注目です。週末の現在、協議は進行中ですが、報道によるとホルムズ海峡を巡っての対立が続いているようですね。
米とイラン、これまでの強硬姿勢を考えると、今週末だけの協議で恒久的な停戦まで合意できるとは思えないんですが、果たしてどうなることか…
そして、ウクライナ戦争の和平の行方についても気になりますが、こちらも現地味を帯びるまでには至らなそうです。
とりあえず明日以降は、米イラン協議に関連する報道に左右される展開になりそうです。ポジションを取ってから逆向きの材料が出たら…諦めるしかなさそうです。





