前回、最高益を更新したので好調キープと思っていたら、
今回は大きなドローダウンとなってしまいました。
やはり、EAとチャート形状が合っていない時期に入っているんでしょうか、
各通貨ペアの4時間足チャート、日足チャートの形状を確認してみると、
確かに明確なトレンド状態ではないですが、
これまでと大きな違いがあるわけでもなく、少し精査する必要がありそうです。
では今回もテスト開始から約12週間分の収支曲線を公開します。
トータルの成績ですが、前回+62.93%で今回+45.12%なので、
この1週間で-17.81%の減少となりました。
見てのとおり、先週は5日連続でマイナスとなっており、
全く良いところがありませんでしたね。
これまでも収支の落ち込みはありましたし、このくらいの減少なら想定内ですが、
もしかしたら相場状況とEAのロジックが合っていない可能性もあるので、
その辺り、EURUSDのチャートで検証してみましょう。
以下は、直近のEURUSDの1時間足チャートですが、
各EAのエントリーと決済の位置を表しています。
(B)はBUYを表し、青点線でロングのエントリーから決済までを表し
(S)はSELLを表し、赤点線でショートのエントリーから決済までを表しています。
このチャートを見ると、直近のEURUSDは
下降トレンドから上昇トレンドへの転換相場となっている事が分かりますね。
そして先週1週間は下げ止まりからの上昇トレンドが優勢な展開となりましたが、
週初のトレンド転換時に、トレンド継続を期待したショートエントリーでの損切りが
複数回発生しています。
また、上昇トレンドとなった以降も、高値掴みでのエントリーが散見され、
ストップまでギリギリ到着してしまってるトレードもありますね。
こうした状況を見ると、やはりチャート形状とEAとが合っていないですね。
先週は上昇トレンドが優勢でしたが、
途中には100PIPS程度の下落も頻繁に起きており、
このように振幅の大きいトレンド相場では高値掴み、
そして、ストップまでの距離が適切でなくて、損切りとなってしまうようです。
では、このような相場に合わせてロジックを修正したら良いのかというと、
決してそうではなくて、もしも修正してしまったら、
今度は通常のトレンド相場で利益が上がらなくなってしまう可能性が高いです。
ですので、現時点ではとりあえずロジックの修正はせずに、このまま様子見です。
もう少しデータが貯まってきて苦手な相場がハッキリしてきたら
何かしらの対策も立てられるかもしれません。