前回大きなドローダウンとなってしまい、
今回は復調するのか気になっていましたが、
残念ながら今回も収支がマイナスとなってしまいました。
最近は利上げ期待のドル買い、追加緩和策期待のユーロ売りだけでは
なくなってきていて、ファンダメンタル的な変化も起きつつあり、
明確な相場状況ではなくなってきているので、
そうした影響がEAにも及んでいるのかもしれません。
特に最近はユーロ主体で相場が高ボラティリティとなっており、
トレンド関係なくその日のうちに100PIPSほどの上下動を繰り返しているので、
そうした波動がEAのロジックとは相性が悪いのかもしれませんね。
では今回もテスト開始から約13週間分の収支曲線を公開します。
トータルの成績ですが、前回+45.12%で今回は+35.17%なので、
この1週間で-9.95%の減少となりました。
見てのとおり、先週5日間のうち4日がマイナスとなっていて
ここ2週間の相場状況との相性の悪さが際立っています。
今のようなユーロ主体の高ボラティリティ相場が続くようだと
もうしばらくはドローダウン期間となってしまうかもしれません。
各EA別の成績を見てみると、
やはりユーロ関連に適用しているEAの成績が悪いですね。
以下はEURJPYに適用しているトレンド転換系EAの
直近9日分のエントリーと決済の位置を表していますが、
見事なまでの往復ビンタの連続です(笑)
(B)はBUYを表し、青点線でロングのエントリーから決済までを表し
(S)はSELLを表し、赤点線でショートのエントリーから決済までを表しています。
チャートの全体的な流れは上昇トレンドといえますが、
その波動とEAのロジックが合っていませんね。
エントリー位置も高値掴みが多く、ストップ位置に到着してから反転したりと、
上昇トレンドであるにも関わらず、ロングでなかなか取れていません。
私のEA群は順張りトレンドフォロー系が大半で、
エントリー位置に関しても順張りで仕掛けるものが多いので、
押しが深いトレンドは苦手のようです。