先週は黒田日銀総裁の円安けん制によって急激な円買いとなり、
円関連の通貨ペアに関しては、チャート的に乱れてしまった感もありますね。
要人発言というのは、事前に発言する時間が分からないケースが多いです。
今回の発言に関しては、国会でなされたようですが、
ちょっとそこまで黒田総裁の動きをチェックするわけにもいきませんね。
では今回も、テスト開始から約20週経過分の収支曲線を公開します。
トータルの成績ですが、前回+64.96%で、今回+60.48%なので、
この1週間で、-4.48%の減少となりました。
最近の収支曲線はちょっと停滞気味ですが、長く運用していると、
利益が出やすい時期と利益が出にくい時期に分かれてくる事が分かってきますので、
まだ特に問題視する必要はないですね。
先週に関しては黒田日銀総裁の発言でUSDJPYが大きく下落しましたが、
その時のポジショニングを見てみます。
以下は、先週1週間分のUSDJPYの1時間足チャートで、
どこでトレードしたのかを示しています。
(B)はBUYを表し、青点線でロングのエントリーから決済までを表し
(S)はSELLを表し、赤点線でショートのエントリーから決済までを表しています。
途中にある大陰線が黒田日銀総裁発言時の急落ですが、
これを見ると、ほとんど影響は受けていないですね。
もともとUSDJPYのトレード頻度は少ない傾向にあるんですが、
大陰線を付けた後は、チャート形状が自作EAのロジックに合わなくなった為に、
全くエントリーしていません。
しかし今後は、USDJPYの上昇と共に政府による口先介入が増えるかもしれないので、
その点だけはちょっと心配ですね。