先週も全般を通して原油価格の動向に左右される展開が続いており、
それがリスクオン、リスクオフと解釈されて、円主体で動いているようです。
そして、新たに英のEU離脱問題も挙がってきましたね。
これによりポンド売りも強まっていて、
6月23日の英国民投票までは、事前調査等のニュースによって
ポンドは更にボラタイルな展開となりそうです。
という事で、今回はGBPJPYの動きを復習してみましょう。
以下は、先週1週間分のGBPJPYの1時間足チャートです。
チャート内に、青色枠と赤色枠がありますが、
青色枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています。
そして、サブウィンドウは、私が独自特典として提供している
「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです。
週初から明らかに売り優勢の状態になっていて、
遅行スパン陰転、且つ、赤色ゾーン下に位置している間は、
ショートだけしていれば良かったですね。
この期間は、他のクロス円も下げていますが、値幅とチャート形状を考えるなら、
GBPJPYが最も取り組みやすい通貨ペアだったと言えるでしょう。
終盤にはようやくポジション調整で上げていますが、
これに乗るのは心理的に難しいでしょうか。
デイトレレベルなら、この青色枠内でロングを検討する事はできますが、
4時間足以上の優位性が無いので、利大追求はほどほどにした方が良いでしょう。
そして、サブウィンドウでは、
4時間足レベルの通貨の力関係をメインにして表示していますが、
週初から円買い、ポンド売りが目立っていますので、
やはり、通貨ペア選択の第一候補は、GBPJPYとなりますね。
その後も継続的に円買い、ポンド売りとなっていましたが、
週末に向けてその動きも徐々に収まり、
金曜日には指標発表を起点としてドル買いが起きています。
大引け時点では、ドル買い、円売りとなっていますが、
まぁ、おそらくこれが本道とはならないでしょうね。
来週も引き続き、円買いメインで見ており、
サブウィンドウのポンドと円のラインクロス、
もしくは、ドルと円のラインクロスのタイミングに注目しています。