先週の注目イベントは何といっても米中間選挙でしたね。

結果的には上院では共和党が過半数を、
下院では民主党が過半数となり、
事前の予想通りで無難に通過してくれました。

選挙後の市場の反応としては、
イベント通過の安心感からなのか、ドル買いに回帰しており、
やはり、ドルの先高観は継続中のようです。

さらには、FOMCも事前の予想通りで、
12月の利上げもほぼ確実でしょうか。

トランプ大統領が余計な事を言わなければ良いんですが。

という事で今回は
先週1週間分のEURUSDの1時間足チャートを復習してみます。

(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
 「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
cpb18111101
大きく分けると、週前半は上昇トレンドで、
週後半は下降トレンドになっています。

しかし、週前半の上昇トレンドでのトレーディングは難しかったですね。

スパンモデルが細くて下値支持線として機能しているか、
微妙な状況でしたし、途中で米中間選挙も挟んでいたので、
心境的には手を出したくない相場でした。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると
米中間選挙の動向を気にするように、
週前半は徐々にUSD売り、選挙後は徐々にUSD買いとなっています。

更には、週をとおして、GBP買い、JPY売りでもあったので、
GBPJPYのロングが最もトレードしやすかったでしょう。

さて、月曜からの相場ですが、
米関連の重要イベントが終わったので、
まだ問題山積のままとなっているブレグジット問題に
焦点があてられるでしょうか。

市場の反応としては、ポンド買いが継続しているので、
楽観的に捉えられているようですが、要人発言には注意です。