先週の注目イベントは何といっても米中間選挙でしたね。
結果的には上院では共和党が過半数を、
下院では民主党が過半数となり、
事前の予想通りで無難に通過してくれました。
選挙後の市場の反応としては、
イベント通過の安心感からなのか、ドル買いに回帰しており、
やはり、ドルの先高観は継続中のようです。
さらには、FOMCも事前の予想通りで、
12月の利上げもほぼ確実でしょうか。
トランプ大統領が余計な事を言わなければ良いんですが。
という事で今回は
先週1週間分のEURUSDの1時間足チャートを復習してみます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
大きく分けると、週前半は上昇トレンドで、
週後半は下降トレンドになっています。
しかし、週前半の上昇トレンドでのトレーディングは難しかったですね。
スパンモデルが細くて下値支持線として機能しているか、
微妙な状況でしたし、途中で米中間選挙も挟んでいたので、
心境的には手を出したくない相場でした。
また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると
米中間選挙の動向を気にするように、
週前半は徐々にUSD売り、選挙後は徐々にUSD買いとなっています。
更には、週をとおして、GBP買い、JPY売りでもあったので、
GBPJPYのロングが最もトレードしやすかったでしょう。
さて、月曜からの相場ですが、
米関連の重要イベントが終わったので、
まだ問題山積のままとなっているブレグジット問題に
焦点があてられるでしょうか。
市場の反応としては、ポンド買いが継続しているので、
楽観的に捉えられているようですが、要人発言には注意です。