先週はトランプ氏とバイデン氏の最後の討論会がありましたが、
前回ほどの混乱はなかったですね。
別の見方では、無難に通過したとも言え、
バイデン氏が有利のままで大統領選は最終盤を迎えることになりそうです。
その他では、英とEUの貿易交渉が継続することが決まり、
それに関する要人発言でチャートが振られる展開もあり、
ポンドはちょっと手が出しにくい状況が続いています。
そして、日本にいると実感しにくいですが、
欧州をはじめとして新型コロナウィルスの感染拡大が続いています。
通行規制や再度のロックダウンを行う都市もあり、
経済活動が制限されて各国政府は
更なる追加政策を余儀なくされています。
ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
週前半は僅かながらも上昇トレンドですが、
波形が短いのでこれではロングできません。
そして、週中からドル売り主導で一気に急落、
1日で150PIPSほど下げていますが、
ドル円にしてはなかなかのボラティリティでしたね。
これに乗れていればかなり利益が出ていたでしょうが、
私は乗れませんでした。
やはり、最近のドル円は低ボラティリティなので、
その前提でチャートを見てしまいます。
この下落もリアルタイムでは、
ここまで落ちるとは思っていないので、
どうしてもショートする気になれないんですよね。
そして、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
週前半はEUR買い、JPY売り、
週中以降はGBP買い、USD売りになっていることが分かります。
よって、週前半はEURJPYのロング、
週中以降は、GBPUSDのロングがやり易かったでしょう。
さて、月曜からの相場ですが、
大統領選を間近に控えて、各候補がどんな発言をするかに注目です。
特にトランプ氏にとっては起死回生の”何か”をしなければいけない
状況に追い込まれているので不意の発言に注意です。
トレーダーとしてはポジション保有中に
発言しないことを祈るのみです。