新型コロナウィルスの感染拡大を無視したリスク選好相場が続いてましたが、
先週はようやく正気に戻ったんでしょうか、
為替も株式も警戒感を強める展開になりました。

為替は久しぶりに円買い主導、
株式はNYダウを中心に大きく下げています。

しかし、何か材料が出たわけではないので、
おそらくテクニカルな調整なんでしょう。

ニュースでは
コロナ感染の第二波を警戒しての下げ
としていますが、これは明らかに後付け解釈ですね。

何かしら理由を書かなければいけない記者による
表面的な見解に過ぎませんので信用しないように。

ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。

(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
 「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
cpb20061401
見ての通り、綺麗に下げましたね。

赤色ゾーンが上値抵抗線として機能しているので、
そこを背にして戻り売り主体で臨んでいけば問題なかったでしょう。

このようにスパンモデルが上値抵抗線や下値支持線として
機能するケースは多いので、上手く利用したいですね。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
全般的にJPY買いだったことが分かります。

そして、週前半はUSD売り、週後半はGBP売りだったので、
週前半はUSDJPYのショート、週後半はGBPJPYのショートで臨むのが
効率的だったでしょう。

さて、月曜からの相場ですが、
市場参加者の楽観論が残っているのかどうかを見極めていきたいと思います。

個人的にはコロナショックからのコロナバブルという流れも
もうそろそろ限界っぽい気もするんですが果たしてどうなんでしょうか。

感染拡大自体は、中国⇒アメリカ⇒ヨーロッパ⇒南米と
地球を覆うように広まっていて、一向に収まる気配はありません。

改めて、日本は優秀だったんですね。
(政府ではなく日本人がね)

PS.
ブログデザインの変更完了!
月曜からは通常通りシナリオ記事を投稿していく予定です。