先週はクリスマスウィークで欧米を中心に市場参加者が減少、取引量も少なく値動きも限定的でした。
一応の注目材料としては植田日銀総裁の講演がありましたが、先の日銀金融政策決定会合の時と同じで、国内では春闘での賃金動向を注視、海外ではトランプ次期大統領の政策を見極めたいと発言。ということは、1月の利上げは見送りとなる公算が高そうということで、円安が進行する形となっています。
う~ん、どうなんでしょう、大きな流れとしては日本は利上げ方面、米では利下げ方面を向いているので、日米金利差は縮小する流れだと思われますが、当初の予想よりもその縮小のスピードは遅いようです。
つまり、日米金利差の縮小には相当な時間がかかる、という思惑からドル円のショートに賭けるのは効率が悪過ぎるという面もあるようす。
かといって、ドル円がこのまま上昇する相場付きというわけでもなさそう。とりあえずは国内、海外共に新しい材料待ちという感じでしょうか。
ということで、
先週分のUSDJPYの1時間足チャートを振り返っておきます。
(チャート内に、青色四角枠を記述していますが、
これはマイルールにおけるロング指向の領域を表しています)
クリスマスウィークで値動きは限定的、といっても200PIPSほどは動いているんですけどね。
直近のFOMC、日銀金融政策決定会合を受けてドル円は上昇傾向ですが、先週は高値圏で横ばいっぽい動きでした。
トレーディングとしては比較的簡単な部類だったか。週中の遅行スパン陽転、且つ、スパンモデル抜けのタイミングでロングできましたね。
ちなみに、先週も書きましたが私は既に今年分のトレードは終了、仕事納めしましたので、この相場も見ているだけでした。
サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、こちらも停滞気味でした。
基本的な戦略として、+0.5以上の通貨を買い、-0.5以下の通貨を売るわけですが、先週は±0.5内に収まっている期間が長く、通貨の強弱の面では、やり難さが伝わってきます。
それでもファンダメンタルズを考慮したら、USDが+0.5を超えたタイミング、JPYが-0.5を割ったタイミングあたりでUSDJPYのロングを狙っていきたいか。
さて、月曜からの相場ですが、年末・年始のまたぎ週となります。多分皆さんトレードはしませんよね。せっかくの長い休みなのでゆっくり休んで、その後は検証トレードに励みましょう。
それでは今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。