長年使っていたアルパリジャパンが使えなくなって、
新たにEAを作成、テストできる環境のFX会社を探していたんですが、
とりあえずFXCMという会社のMT4を使うようにしました。
ここでは手数料が取られるのがネックですが、その分スプレッドは狭いので、
相殺して考えれば、まぁまぁな条件でしょう。
デモ版のMT4に関しては、無期限に使用できるのか、
その辺の記述は書かれていないですが、
ネットで調べてみると、ログインし続けていれば無期限に使用できるらしいので、
まずは、FXCMで暫定的にEAのテスト環境を構築しなおしました。
で、現在まで約2週間ほど、新たなデモ環境で自作EAを動かしているんですが、
通貨ペア毎に成績の差が大きく出ていますね。
まぁ、たった2週間でEAの良し悪しを判断する事はできませんが、
私のEAは順張りトレンドフォロー型なので、
やはりレンジ相場では収益を上げにくくなります。
以下は、私のEA群で構成された「ポートフォリオ1」の通貨ペア毎の成績です。
期間的には、1月20日~2月6日までの約2週間ですね。
薄い赤色がUSDJPYの成績の推移、
薄いアクア色がEURJPYの成績の推移、
薄い紫色がEURUSDの成績の推移です。
全般的に見ると、2週間動かして8.63%の利益なら
トータルで見ると申し分ないですね。
アルパリジャパンで動かしていた約6か月分のデモトレードと合わせて考えても、
あらたなFXCMのMT4でも、その成績の推移は特に問題はなさそうです。
しかし、、、
この「ポートフォリオ1」には、
コードネーム[EA01],[EA05],[EA06]の3つの自作EAが含まれており、
それぞれがUSDJPY,EURJPY,EURUSDの3つの通貨ペアで動かしているんですが、
USDJPYだけが成績が芳しくないですね。
では、なぜUSDJPYだけが成績が悪いのか、、、
それは、ここ2週間のUSDJPYがレンジ相場だからなんですね。
レンジ相場といってもいろんなレンジ幅がありますが、
どうやらこれらEAとは、相性の合わないレンジ幅のようです。
以下はUSDJPYの4時間足チャートですが、ここ2週間分の動きがよく分かりますね。
丁度、新たなEAテスト環境を構築しなおした1月20日あたりから
オレンジラインで引いたようなレンジ相場となっており、
やはり、これでは利大を目指す前に反転してしまうケースが多かったようです。
しかし直近では、米雇用統計によって大きく上方へブレイクした様子が見られ、
これによってレンジ相場から離脱したっぽいので、
USDJPYのEAの成績の改善も期待できるのではないかと思っています。
ちなみに、
ここ2週間で一番成績の良かったEURUSDの4時間足チャートを見てみます。
途中スクイーズが起きていましたが、それなりにメリハリよく動いており、
このくらいの振幅なら普通に利益が出るんですね。