先週はスペイン・カタルーニャ州の独立問題、
英のEU離脱交渉難航、北朝鮮問題など
諸外国のリスク要因が多かったですね。
こういう時は、条件反射的にリスク回避という名目で
円が買われるんですが、先週に関しては、
それほど敏感に反応しなかったようです。
NYダウや日経平均は、高値を更新していますが、
こちらのプラス要因と相殺されて、
それほど円買いが進行しなかったんでしょうか。
よく分かりませんが。
では今回は
先週1週間分のEURJPYの1時間足チャートを復習してみます。
チャート内に、青色四角枠と赤色四角枠を記述していますが、
青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)
(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
週をとおしてみると、上昇トレンドから下降トレンドへ転換していますが、
具体的にどのようなタイミングで目線を変化させるべきなのか。
私の場合は、
遅行スパンが陽転し、青色ゾーン上で推移していている間は
買い目線で臨んでいき、
遅行スパンが陰転し、赤色ゾーンに切り替わって以降は
売り目線で臨んでいくようにします。
今までの経験上、この方針で臨んでいけば、
トレードで大きく外すことはないです。
また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
週をとおしてUSD売りとなっている事が分かります。
なので、ドルストレートを買い目線で臨んでいけば、
もっと分かりやすかったでしょう。
EURJPYに関しては、通貨の強弱という面では、
EUR>JPYという状態なら買い目線で、
EUR<JPYという状態なら売り目線で、
となります。
これをチャート形状と合わせて判断すれば、
より精度の高いトレードができます。
さて、月曜からの相場ですが、
カタルーニャ情勢が泥沼化するかどうか、
北朝鮮が新たな行動を起こすかどうか、
そして、英の10年ぶりの利上げ思惑が継続するかどうか、
でしょうか。
また、テクニカル的には、ドル円の日足チャートが
200日移動平均線へタッチしている事も気になりますが、
最近は200日移動平均線はそれほど効いていないですからね。
こちらはあまり意識されないでしょうか。