先週はトルコ市場が再開したことで、
トルコリラがどのような動きをするのか注目していましたが、
やはり下げてきましたね。

しかし、ユーロは思ったほど連れ安することなく、
逆に、週初は買いが優勢な展開となりました。

このような流れを見ると、
トルコリラとユーロの相関性が薄れてきたように思えますが、
先週のユーロに関しては、英のEU離脱交渉に反応していたようですね。

これまでは合意なきブレグジットへの不安感が
市場に内在していましたが、
EUのバルニエ首席交渉官の発言により、
EUと英の協議の歩み寄りも見られるようになって、
それに市場も敏感に反応しています。

こうした状況だと、
当面のユーロは、ボラティリティの高い状態が続きそうです。

という事で今回は
先週1週間分のEURJPYの1時間足チャートを復習してみます。

(チャート内に、青色四角枠赤色四角枠を記述していますが、
 青色四角枠はマイルールにおけるロング指向の領域、
 赤色四角枠はマイルールにおけるショート指向の領域を表しています)

(そして、サブウィンドウは、私が独自特典として無料提供している
 「MTF通貨の力関係インジケーター」によるラインです)
cpb18090201
週前半は上昇トレンド、週後半は下降トレンドとなっており、
週をとおして行って来いの展開となりました。

スパンモデルによるテクニカル分析的には、
遅行スパンが陽転し、青色ゾーン上にある時に買い目線、
遅行スパンが陰転し、赤色ゾーン下にある時に売り目線で見ていけば、
確度の高いトレードができましたね。

トレンド転換時もあまり持合になることなく、
きれいに遅行スパンが陰転しているので、
ダマシにあうケースも少なかったでしょう。

また、サブウィンドウの通貨の力関係を確認すると、
週初はEUR買いでしたが、
徐々にEUR売りに変わっている事が読み取れます。

そして、週中のEUバルニエ首席交渉官の発言により、
一気にGBP買い、JPY売りに傾いている様子も伺われます。

さて、月曜からの相場ですが、
米雇用統計が週末に控えていますが、
今の政治情勢だと、あまり注目される事は無さそうです。

やはり、トルコリラの動向、EU離脱交渉の進展、
トランプ大統領の不意な発言、
これらがテーマとなりそうです。

そういえば、トルコリラの外貨預金が流行ってるそうですね。

う~ん、今が底値なら良いんですが。。。
私はやりません。